みず‐じゃく【水尺】
出水の高さを測るため、目盛りを刻んで水中に立てておく標柱。みずぐい。
ミッシング‐リンク【missing link】
1 生物の進化・系統において、化石生物の存在が予測されるのに発見されていない間隙。系図を鎖に見立てていう。始祖鳥の発見は鳥類と爬虫(はちゅう)類との間隙をつなぐ例。失われた環(わ)。失われた鎖。...
みなくち‐ばな【水口花】
種をまいた苗代の水口に立てる木の枝。栗・ツツジ・山吹・椿(つばき)などを立てて田の神の依代(よりしろ)とする。
むかい‐どなり【向(か)い隣】
通りなどを隔てて向かい合っている家。また、近隣。むこうどなり。
みり‐みり
[副]圧力を受けて柱や板などがきしんだり折れたりする音や、そのさまを表す語。めりめり。「—(と)音を立てて小屋がつぶれる」
無為(むい)に入(い)・る
仏門に入る。出家する。「この身を捨てて—・らば」〈謡・高野物狂〉
耳(みみ)を聞(き)・く
うわさ・評判などが耳に入る。「中にらうたしと思ひし物をしも、出し立てて、かかる—・くこと」〈宇津保・蔵開下〉
みみな‐ぐさ【耳菜草】
ナデシコ科の越年草。道端に生え、高さ15〜25センチ。根元から枝分かれし、茎は暗紫色。茎・葉に毛がある。葉は卵形で、形をネズミの耳に見立ててこの名があるという。春から夏、白い5弁花を開く。若葉は食用。
み‐は・てる【見果てる】
[動タ下一][文]みは・つ[タ下二] 1 最後まで見る。見終わる。「—・てぬ夢を追う」 2 最後まで世話をする。「我はさりとも心長く—・ててむと」〈源・末摘花〉
みなし‐がわ【水無し川】
[名]水のない川。みなせがわ。転じて、天の川。「ひさかたの天つしるしと—隔てて置きし神代し恨めし」〈万・二〇〇七〉 [枕]水の流れの絶えた川の意から、「絶ゆ」にかかる。「—絶ゆといふことをあ...