て‐なが【手長】
1 手が長いこと。また、そのもの。 2 盗癖のあること。また、その人。 3 手長島に住み、手が非常に長いという想像上の人間。 4 宮中や貴人の家で、酒宴などの際に膳部を次の間まで運び、取り次ぎを...
てなが‐えび【手長蝦/草蝦】
テナガエビ科の甲殻類。川や湖に多くみられるエビで、体長9センチくらい。第1触角は3本に分かれる。雄の第2胸脚ははさみ状で長く、体長の2倍近い。食用。つえつきえび。たなかせ。《季 夏》「—溯(のぼ...
てなが‐ざる【手長猿】
霊長目テナガザル科の哺乳類の総称。類人猿の一。尾はなく、体のわりに前肢がきわめて長く、これを使って枝から枝へ渡り歩く。東南アジアの森林に分布し、樹上に群生。シロテテナガザル・フクロテナガザルなど...
てなが‐じま【手長島】
手の非常に長い人間が住むという想像上の島。
てなが‐だこ【手長蛸】
マダコ科のタコ。浅海の泥底に穴を掘ってすむ。全長約60センチ。胴に比べて腕が長い。第1腕は特に長く、頭胴長のおよそ5倍ある。食用。あしながだこ。