そう‐そう【草草】
[形動][文][ナリ] 1 簡略なさま。粗略なさま。また、もてなしや待遇が不十分なさま。「—に説明を終える」「お—でございました」→御草草(おそうそう) 2 「匆匆(そうそう)1」に同じ。「—...
そう◦ず【候ず】
[連語] 《動詞「さう(候)」の未然形+打消しの助動詞「ず」》多く補助動詞として用いられ、…でありません、…ませんの意を表す。→さもそうず「いやいや、これまでは思ひもより—◦ず」〈平家・二〉 ...
そうごう‐しゅぎ【総合主義】
《(フランス)synthétisme》19世紀末、フランスでゴーギャンを中心として興った絵画運動。印象主義の分析的傾向への反動として主観と客観の総合を目ざした。象徴主義的な主題、平坦な色面と太い...
そう【掃】
[常用漢字] [音]ソウ(サウ)(呉)(漢) [訓]はく はらう 1 ほうきでごみを除く。「掃除(そうじ)/清掃」 2 じゃまものを平らげる。「掃射・掃討・掃滅/一掃」
つづ【十】
1 《二十歳のことを言うのに「つづ(十)やはたち(二十)」と用いられたところから誤って》19歳。「いくら利口のようでも、やっぱり—や二十歳(はたち)の処女(むすめ)でございますよ」〈紅葉・二人女...
つっ‐と
[副]《「つと」の促音添加》 1 ある動作をすばやく、または突然にするさま。さっと。ぱっと。「—席を立つ」「—部屋の奥に通る」 2 空間や時間が隔たっているさま。ずっと。「身どもがのは、これより...
は・く【掃く/刷く】
[動カ五(四)] 1 箒(ほうき)でごみを払い除く。そうじをする。「部屋を—・く」 2 (刷く)はけや筆などでさっと塗る。「紅を—・く」 3 蚕の掃き立てをする。 4 遊里で、相手を決めず多数の...
なに‐が【何が】
[連語]《代名詞「なに」+格助詞「が」》 1 反語の意を表す。どうして…か、そんなことはない。「そんなに着ていて、—寒いものか」「—惜しかろ。…是(これ)もそちにやるぞ」〈続狂言記・秀句大名〉 ...
ない‐で
[連語] 1 打消しの意を含んで下に続く意を表す。「仕事もし—ぶらぶらしている」「逆上(のぼせ)—至極よいお薬でございます」〈滑・浮世風呂・二〉 2 (「ないでください」「ないでほしい」などの形...
なれ‐ども
[接]《断定の助動詞「なり」の已然形+接続助詞「ども」から》前の事柄とあとの事柄が、反対・対立の関係にあることを示す。であるが。けれども。なれど。「田舎仏師の拵えたものでございましょう。—金箔を...