こね‐かえ・す【捏ね返す】
[動サ五(四)] 1 何回も繰り返してこねる。こねくりかえす。「そば粉をなん回も—・す」 2 物事をあれこれいじくりまわす。「どう腹の中で—・しても、つまりおとよさんは憎くない」〈左千夫・隣の嫁...
けい‐えい【経営】
[名](スル) 1 事業目的を達成するために、継続的・計画的に意思決定を行って実行に移し、事業を管理・遂行すること。また、そのための組織体。「会社を—する」 2 政治や公的な行事などについて、そ...
ざん・す
[動サ特活]《近世後期、江戸の遊里語》 1 「ある」の意の丁寧語。ございます。あります。「ちょっと話が—・すから、どうぞ来ておくんなんし」〈洒・契情買言告鳥〉 2 (補助動詞)補助動詞「ある」の...
さ‐よう【然様/左様】
[形動][文][ナリ]そのよう。そのとおり。「—なことはございません」「はい、—でございます」 [感]相手の言ったことを肯定したり、自分の思い出したことにうなずいて話し出したりするときに発す...
し‐ごく【至極】
[名・形動] 1 極限・極致に達していること。この上ないこと。また、そのさま。「—の貧生で、…按摩をして凌いで居る者がある」〈福沢・福翁自伝〉 「女道衆道の—をあらはす要文」〈浮・禁短気・二・...
さん‐ぞうろう【然ん候】
[連語]《連語「さ(然)なり」の連用形に動詞「そうろう」の付いた「さにそうろう」の音変化》かしこまって肯定の返答をするときに用いる。さようでございます。「—。この浦の海人にて候」〈謡・海人〉
したや‐いちばん【下谷一番】
《江戸時代の手まり歌の「おらがねえさん三人ござる…一人姉さん下谷にござる。下谷一番伊達者(だてしゃ)でござる」から》はでな服装をする者のたとえ。
さむら・う【候ふ/侍ふ】
[動ハ四]《「さぶらう」の音変化》「そうろう」にあたる、中世の女性語。多く補助動詞として用いる。…でございます。「小野の小町が成れる果てにて—・ふなり」〈謡・卒都婆小町〉
じょう‐ねだん【定値段】
定められている売り値。定価(ていか)。「いや是は—でござりますさかい」〈滑・続膝栗毛・初〉
しゅ‐ばい【主灰】
焼却炉でごみを焼却したときに、炉の底部から排出される燃えがら。炉底灰。炉下灰。ボトムアッシュ。→飛灰(ひばい)