まわり‐どお・い【回り遠い】
[形][文]まはりどほ・し[ク] 1 遠回しでもどかしい。まわりくどい。「僕は—・い物の言いようをするのは厭だから」〈鴎外・灰燼〉 2 遠回りである。「本道は—・し」〈浄・川中島〉
まれ
[連語]《係助詞「も」にラ変動詞「あり」の命令形の付いた「もあれ」の音変化》…であっても。…でも。多く「…(に)まれ…(に)まれ」の形で用いる。「彫像師に—、画工に—、まず其工(たくみ)をなすに...
まんせいへいそくせい‐どうみゃくこうかしょう【慢性閉塞性動脈硬化症】
動脈硬化のため慢性の血流障害を起こす疾患。足先に冷感やしびれがあり、歩行時に痛みが起こる。進行すると安静時でも痛み、歩行が困難になり、重症になると下肢の壊死にまで至る。先進的な治療法として、末梢...
まんざら【満更】
《語源未詳。「満更」は当て字》 [副] 1 (否定的な表現のあとにさらに打消しの語を伴って)否定的な意味合いをやわらげたり、むしろ逆に肯定したりする気持ちを表す。必ずしも。「—捨てたものでもな...
まんにん‐むき【万人向き】
だれにでも適していること。万人向け。ばんにんむき。「—のスポーツ」
マルトノマ‐たき【マルトノマ滝】
《Multnomah Falls》米国オレゴン州北西部にある滝。ポートランドの東約45キロメートル、コロンビア峡谷に位置する。上下2段に分かれ、合計の落差は約190メートル。同州でもっとも落差の...
まんねん‐しんぞ【万年新造】
いつまでも変わらず若々しい容姿の女性。まんねんしんぞう。「『おい、—』と云うと…心から嬉しいのを隠し切れなかったようである」〈鴎外・心中〉
まんねん‐がみ【万年紙】
文字などを書いたあと、拭き取れば何回でも使えるようにした紙。厚紙に漆を塗って製する。まんねんし。
まん‐ねん【万年】
[名]1万年。また、非常に長い年月。よろずよ。「鶴は千年、亀は—」
[接頭]名詞に付いて、いつまでも変わらず、その状態であるという意を表す。「—青年」「—補欠」
まる‐もち【丸持(ち)】
《「まる」は金銭の意》金を持っている人。金持ち。金満家。「—後家の男めかけでもあろうかと」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉