し‐せい【四声】
1 漢字の韻による4種の区別。音の高低と長短との複合により、平声(ひょうしょう)・上声(じょうしょう)・去声(きょしょう)・入声(にっしょう)に分類。平声以外の三声を仄声(そくしょう)といい、ま...
しゃ‐ぞう【写像】
1 対象物をあるがままに写して描き出すこと。「人生の精確なる—ということを」〈抱月・文芸上の自然主義〉 2 物体から出た光線が鏡やレンズなどによって反射または屈折されたのち、集合して再びつくられ...
しし‐うど【猪独活】
セリ科の多年草。日の当たる山地に生え、高さ約2メートル。葉は卵形の小葉からなる複葉で、葉柄の基部は広がり、茎を包む。秋、枝の先に多数の白い小花を傘状につける。根茎は漢方で独活(どっかつ)といい、...
しじゅうに‐の‐ふたつご【四十二の二つ子】
数え年で、男子の42歳は大厄とされ、父親がその年齢のときに2歳になる男児。親を殺すといい、仮に捨てて他人に拾ってもらう風習があった。
しゃこ‐しょうめい【車庫証明】
自動車の登録をする際に必要な、保管場所の確保を証明する書面。正式には「自動車保管場所証明書」といい、証明を受けた車は、車体に保管場所標章を貼付する。軽自動車は必要としない地域もある。
じゃ‐の‐ひげ【蛇の鬚】
キジカクシ科の常緑多年草。葉は細長く、叢生(そうせい)する。初夏、葉の間から花茎を出し、淡紫色の小花をつけ、秋に青黒い実をつける。実はよく弾むので、弾み玉とよばれる。根の肥大部を漢方で麦門冬(ば...
じ‐きょく【磁極】
磁石の、鉄を引きつける性能の最も強いところ。それぞれ正極・負極といい、地球磁場では北に引かれるほうをN(正)極、南に引かれるほうをS(負)極とする。同じ極どうしは反発し、異なる極どうしは引き合う。
しゅけいれつ‐せい【主系列星】
ヘルツシュプルング‐ラッセル図(HR図)で、左上から右下へかけて帯状に分布する星の集合を主系列といい、主系列にある個々の星をいう。最も普通の恒星で、太陽・シリウスなどはこれに属する。矮星(わいせ...
しゅん【旬】
[名] 1 魚介類や蔬菜(そさい)・果物などの、最も味のよい出盛りの時期。「—の魚」「たけのこの—」 2 物事を行うのに最も適した時期。「紅葉狩りの—」 3 古代、宮中で行われた年中行事の一。...
じゅうよっか‐としこし【十四日年越し】
陰暦正月15日を小正月といい、その前日の14日を年越しとして祝うこと。《季 新年》