あのく‐かんのん【阿耨観音】
三十三観音の一。海上に漂流して竜や鬼にあったとき、この観音に祈ると救われるという。
あのくだっ‐ち【阿耨達池】
《(梵)Anavataptaの音写。清涼・無熱悩と訳す》ヒマラヤの北にあるという想像上の池。岸は金・銀など四宝よりなり、阿耨達竜王が住み、四方に河が流れ出して、人間のいる贍部洲(せんぶしゅう)を...
あの‐よ【彼の世】
死んでから行くという世界。冥途(めいど)。来世。⇔此(こ)の世。
アノード【anode】
陰イオンの流れ込む、または外部回路から電流が流れ込む方の電極。真空管・電解槽では陽極、電池では負極。真空管の場合は特にプレートという。→カソード
痘痕(あばた)も靨(えくぼ)
恋する者の目には、相手のあばたでもえくぼのように見える。ひいき目で見れば、どんな欠点でも長所に見えるということのたとえ。
アパーチャー‐グリル【aperture grill】
ブラウン管の方式の一。電子銃が発したビームが、アパーチャーグリルと呼ばれる縦方向のスリットを通り、蛍光面に当たる。シャドーマスク方式に比べ、コントラストが高く画面が明るいという長所がある。ソニー...
あひる【家鴨/鶩】
マガモを飼いならしてつくられた家禽(かきん)。紀元前に中国とヨーロッパで別々に家禽化されたという。肉用・卵用・卵肉兼用など、20種ほどの品種がある。
あび‐じごく【阿鼻地獄】
八大地獄の第八。五逆と謗法(ほうぼう)の大悪を犯した者が落ちる所。諸地獄を一としてその一千倍の責め苦を受けるという。無間(むけん)地獄。阿鼻獄。阿鼻。
アフ‐アキビ【Ahu Akivi】
南太平洋の東部、チリ領のイースター島内陸部にある遺跡。他所のモアイ像と異なり、海を向いている立っていることで知られる。7体の像は伝説の王ホツマツアの7人の使者であるという説がある。
アフェンティコ‐きょうかい【アフェンティコ教会】
《Aphentiko/Αφεντικό》ギリシャ、ペロポネソス半島南部の廃墟の町ミストラにあるギリシャ正教の教会。14世紀初頭に建造され、下部はバシリカ式、上部はギリシャ十字式という独特な建築様...