ほう‐せつ【包摂】
[名](スル) 1 一定の範囲の中につつみ込むこと。「知識はその中に—されている」〈倉田・愛と認識との出発〉 2 論理学で、ある概念が、より一般的な概念につつみこまれること。特殊が普遍に従属する...
プラネタリー‐ヘルス【planetary health】
地球という惑星の健康と人間の健康は、密接な関係にあるという考え方。地球環境が人間社会を含む多様な生命を維持できる望ましい状態であることを意味し、パブリックヘルス(公衆衛生)をさらに拡張した概念と...
ふりゅう‐もんじ【不立文字】
禅宗の根本的立場を示す語。悟りの内容は文字や言説で伝えられるものではないということ。仏の教えは師の心から弟子の心へ直接伝えられるものであるという以心伝心の境地を表したもの。ふりつもんじ。
ブラッグ‐じょうけん【ブラッグ条件】
結晶のような周期的な構造をもつ物質に対して回折が生じる条件。結晶格子の各格子面からの反射波が強め合う条件を指し、格子面と入射波のなす角度をθ(シータ)、入射波の波長をλ(ラムダ)、格子面の間隔を...
ぶんぶく‐ちゃがま【文福茶釜/分福茶釜】
《「ぶんぶく」は茶の沸き立つ音を擬して、それに当て字したもの》群馬県館林市の茂林寺に伝わる茶釜。伝説では、守鶴という老僧の愛用していた茶釜が、くんでもくんでも湯がなくならないので不思議がられて...
フレミング‐の‐ほうそく【フレミングの法則】
フレミングが発見した法則。 1 左手の法則。左手の人さし指を磁界の方向に、中指をこれと直角に電流の方向に向けたとき、これらに垂直に向けた親指の方向で電磁力の向きが表されるという法則。 2 右手の...
へいわ‐きょうそん【平和共存】
《「へいわきょうぞん」とも》社会主義国と資本主義国という社会体制の違いはあるが、平和的に共存できるという考え。
ふな‐ゆうれい【船幽霊】
1 海上に現れるという、水死した人の亡霊。船人に柄杓(ひしゃく)を要求するが、底を抜いて貸さないとその柄杓で水をかけられて船を沈められるという。 2 死水(しすい)3によって船足がおそくなる現象...
へらし‐め【減らし目】
編み物の目数を減らすこと。二目に一度、三目に一度などという。俗に「へし目」という。⇔増(ま)し目。
ほうしゃ‐のう【放射能】
放射線を出す性質、または能力。ある種の原子核は自発的に壊れてα線、β線、γ線などの放射線を放出し、別の安定した原子核に変化する。この性質を放射能、また放射能をもつ原子核を放射性核種という。放射能...