こをかしや【子を貸し屋】
宇野浩二の小説。大正12年(1923)発表。生活のために子供を貸すという商売を通じて、市井の哀歓を描く。
こん【根】
1 物事に飽きずに耐えうる力。気力。根気。「精も—もつきはてる」 2 《(梵)indriyaの訳。機関・能力の意》仏語。作用を起こす力。生命活動や感覚の原動力。感覚のもとになる眼・耳・鼻・舌・身...
ゴルゴン【Gorgōn】
ギリシャ神話中の怪物の三姉妹、ステノ・エウリュアレー・メドゥサの総称。頭髪は蛇で、黄金の翼をもち、目は人を石に化す力があったという。このうちメドゥサのみが不死でなく、英雄ペルセウスに殺された。ゴ...
コリント‐うんが【コリント運河】
《Dioriga Korinthou/Διώρυγα Κορίνθου》ギリシャ南部の都市コリントの郊外にある運河。交通の要衝として古代都市コリントの繁栄を支えたコリント地峡に運河を造るという考...
こんざつ‐りつ【混雑率】
《「混雑時の乗車率」の意》特に、通勤・通学列車でラッシュ時の混雑の度合い。座席と吊り革が全部使用されており、扉付近に数人が立っている状態を100パーセントとする。実際の乗客数は駅員や車掌の推定に...
こまぼこ【狛鉾/高麗鉾】
雅楽。高麗楽(こまがく)。高麗壱越(こまいちこつ)調の中曲。舞は四人または二人舞で、高麗の貢船の船棹(ふなざお)の操作をうつしたという。花釣楽。
こまひき‐ぜに【駒牽き銭】
人が駒を引いていく図柄の絵銭(えぜに)。江戸時代に民間で作られたもの。金のたまるまじないとして財布に入れ、または銭差10文ごとに1枚ずつ挟んだという。こまひきせん。
コミーリャス【Comillas】
スペイン北部、カンタブリア州、ビスケー湾に面する町。19世紀末、実業家コミーリャス侯爵が建てた邸宅があり、その庭園にガウディが設計したエル‐カプリチョという建物がある。サンタンデールに近く、夏季...
こまち【小町】
小野小町(おののこまち)のこと。
1 《
が美人だったというところから》評判の美しい娘。小町娘。多く、その女性の住んでいる土地の名をつけてよぶ。 2 能面の一。老女の面。
ごみ‐し【五味子】
チョウセンゴミシの果実。甘味・酸味・辛味・苦味・塩味があるという。漢方で鎮咳(ちんがい)・強壮薬などに用いる。