かえっ‐て【却って/反って】
[副]《「かえりて」の音変化》予想とは反対になるさま。反対に。逆に。「安物を買ったら、—高くついた」 [用法]かえって・むしろ——「病人のほうがかえって(むしろ)しっかりしている」「三月のほうが...
こうふ‐もくろみしょ【交付目論見書】
有価証券を購入する際に、あらかじめ投資家に交付される目論見書。通常、目論見書といえばこちらをさすことが多い。→請求目論見書
しっ‐たく【湿拓】
拓本をとる技法の一。対象物に紙を当て、水で湿らせて密着させたのちに墨を含んだたんぽでたたくことで凸部を写し取る。→乾拓 [補説]古来、拓本といえば湿拓のことで、乾拓は明治期の日本で生まれた技法。
まち‐ぶぎょう【町奉行】
江戸幕府の職名。寺社奉行・勘定奉行とともに三奉行の一。老中に属し、江戸の町方の行政・司法・警察など民政全般をつかさどった。京都・大坂・駿府(すんぷ)などにもあったが、単に町奉行といえば江戸のもの...
まし【増し】
[名] 1 ますこと。ふえること。「少し急ぎの事でもあり—(=割増料)は上げようほどに」〈一葉・十三夜〉 2 割合・数量・期間などを表す語に付いて、その分だけふえることを示す。「二割—の売り上...
てば
《「とい(言)えば」の音変化》 [係助]名詞、名詞的な語に付く。 1 相手の言葉を改めて話題として示す意を表す。…といえば。「ミカンか、ミカン—紀州物がいいな」 2 話題としてある人を提示し、...
ほう【方】
1 方向。方角。方位。「西の—」「駅の—へ歩く」「声のする—を見る」「九州の—に行く」 2 部門・分野を漠然と指す語。その方面。また、指し示すものをあいまいにするために使う語。「将来音楽の—へ進...
たん‐か【短歌】
和歌の一体。五・七・五・七・七の5句31音からなる歌。発生については諸説あるが、万葉時代には成立し、平安時代以降、長歌・旋頭歌(せどうか)などがほとんど作られなくなり、和歌といえば短歌をさすよう...
しゅかん‐たくらん【種間托卵】
異種の鳥の巣における托卵。ふつう托卵といえば、この種間托卵をさし、同種の鳥の巣における種内托卵に対していう。
しゅ‐だん【手段】
ある事を実現させるためにとる方法。てだて。「—を講じる」「目的のためには—を選ばない」「強硬—」「生産—」 [用法]手段・方法——「患者の生命を救うための手段(方法)を考える」「相手に自分の意志...