とう‐ず【刀途】
三途(さんず)の一。刀剣で強迫される餓鬼道(がきどう)のこと。
とう・ず
[動ダ下二]《「と(取)りい(出)ず」の音変化。ふつう未然形・連用形の「とうで」の形が用いられる》取り出す。「いささかものも—・で侍らず」〈枕・三一四〉
とう・ず【討ず】
[動サ変]敵などを征伐する。「とがあるを—・じて」〈神皇正統記・仲恭〉
とうずもう【唐相撲】
狂言。和泉(いずみ)流では「唐人相撲」。中国滞在中の日本の相撲取りが、皇帝に帰国を許されたので、名残に唐人と相撲を取り、次々に負かしてついに皇帝まで負かす。
とう・ずる【投ずる】
[動サ変][文]とう・ず[サ変] 1 投げる。投げ入れる。投じる。 ㋐物を投げる。ほうる。「白球を—・ずる」「一石を—・ずる」 ㋑投げ込むようにして入れる。投げ入れる。「一票を—・ずる」「滝壺に...