かくや‐しょうにん【隔夜上人】
隔夜道心(かくやどうしん)を敬っていう語。「忠喜阿弥(ちゅうきあみ)—われもわれもとかかり給へば」〈虎明狂・若市〉
かこち‐ぐさ【託ち種】
1 そのことのせいにするためのたね。口実。「百に一つも世にある事もあらば、—にもし候へ」〈盛衰記・二六〉 2 恨み・嘆きを引き起こすもと。「消えぬ憂き身の—、何を種とか我が思ひ」〈松の葉・三〉
かこう‐がん【花崗岩】
深成岩の一。粗粒で、粒のそろった岩石。主に石英・カリ長石・斜長石・黒雲母(くろうんも)からなり、角閃石(かくせんせき)や白雲母を含むこともある。色は白や淡灰色、淡紅色が多く、堅牢(けんろう)で磨...
かぐら【神楽】
《「かみくら(神座)」の音変化》 1 神をまつるために奏する舞楽。宮中の神事芸能で、先行の琴歌神宴(きんかしんえん)などに、石清水八幡(いわしみずはちまん)などの民間の神遊びを取り込み、平安時代...
かくど‐じょうぎ【角度定規】
工作物などの角度を測定する器具。測定物を挟む2本のアームと、その角度を示す目盛り円盤とからなる。
かさ‐が‐たけ【笠ヶ岳】
岐阜県北東部、飛騨山脈にある山。標高2897メートル。山頂東側にはカール(圏谷(けんこく))や、小石が亀の甲の形にならぶ亀甲砂礫(されき)が見られる。中部山岳国立公園に属する。名の由来は、どこか...
がぎゅう‐ざん【臥牛山】
岡山県中西部、高梁(たかはし)市にある山。標高487メートル。山頂に近い場所には、現存する天守をもつ山城(やまじろ)としては最も高い所(標高420メートル)にある国指定史跡の備中(びっちゅう)松...
かく‐あみ【角網】
建て網の一。長方形の身網と、これに直角に張る垣網とからなり、ニシン・イワシなどを捕る。
かく【斯く】
[副] 1 話し手が身近なこととして事態をとらえていう。このように。こう。「この家のあるじは—いう私だ」 2 前文の内容をさして、あるいは具体的な内容を省略していう。このように。こう。「—も盛大...
かく‐うち【角打ち】
1 将棋で、角行の駒を盤上に指すこと。 2 (四角い升の角に口を付けて飲むことから)酒屋の店頭で升酒を直接に飲むこと。転じて、店の一角を仕切って立ち飲み用にすること。また、そこで飲むこと。 3 ...