えんか‐すいそ【塩化水素】
食塩に濃硫酸を加えて熱すると得られる、常温で無色、刺激臭のある気体。湿った空気中では発煙する。工業的には水素と塩素とから直接合成。水溶液は塩酸。塩化ビニルの製造原料。化学式 HCl
えんかビニル‐モノマー【塩化ビニルモノマー】
塩化ビニルのこと。ポリマー(重合体)であるポリ塩化ビニルや塩化ビニル樹脂に対し、モノマー(単量体)であることからの名。塩ビモノマー。
えんかぶつ‐せん【塩化物泉】
泉質の一。ナトリウムイオンと塩化物イオンを主成分とする温泉。神経痛・冷え性などに効く。食塩(塩化ナトリウム)を含むことから食塩泉ともいう。
えんが‐ちょ
[感]東京地方で、不浄なものに触れた人を、子供がはやしたてる言葉。語源は不詳。「縁がちょんと切れる」ことからとも「因果な性」の音変化ともいう。
えんキャリー‐とりひき【円キャリー取引】
機関投資家やヘッジファンドなどが、金利の低い円で投資資金を調達し、円よりも金利の高い通貨に交換して金融商品を購入、運用すること。円キャリートレード。→キャリートレード [補説]日本がデフレ脱却の...
縁起(えんぎ)を担(かつ)・ぐ
ちょっとした物事に対して、よい前兆だとか悪い前兆であるとかを気にする。「—・いで同じユニホームを着る」
えんげつ‐とう【円月島】
和歌山県南西部、西牟婁(にしむろ)郡白浜町の西方約100メートルの海上にある島。東西35メートル、南北130メートル、標高25メートル。島の中央部に海食による縦15メートル、横12メートルの丸い...
えん‐しがいせん【遠紫外線】
波長10〜200ナノメートル程度の紫外線。大気中の酸素分子や窒素分子に吸収されるため、地表には到達しない。真空状態で伝播することから真空紫外線ともいう。遠紫外光。FUV(far ultravio...
えんしょうせい‐サイトカイン【炎症性サイトカイン】
生体内で炎症反応を促進させるサイトカイン。免疫に関与し、体内に侵入した細菌やウイルスを撃退する。マクロファージやリンパ球などさまざまな細胞から放出され、発熱や疼痛などの原因となる。腫瘍壊死因子・...
えんすい‐くさび【塩水楔】
河川の河口付近で、川底に生じる海水の層。比重の大きい海水が、河川水の下に楔のように入り込むことから。