たえ‐だえ【絶え絶え】
[名・形動] 1 今にもとぎれそうでいながら、やっと続いていること。また、そのさま。「息も—な(の)ようす」「蚊遣の煙の—になったのを見て」〈鴎外・蛇〉 2 続かずにきれぎれになること。とぎれ...
か【伽】
[人名用漢字] [音]カ(漢) ガ(呉) キャ(慣) [訓]とぎ 〈カ・ガ〉梵語のカ・ガの音に当てた字。「伽藍(がらん)/閼伽(あか)・頻伽(びんが)・瑜伽(ゆが)」 〈とぎ〉話し相手になる...
に‐し‐はつ【二四八】
《平安時代の歌学で、万葉集にホトトギスの鳴き声を「二四八」と表記していると説かれたために生じた歌語》ホトトギスの初めて鳴く声。「奈良坂を来鳴きとよますほととぎす—とこそをちかへり鳴け」〈奥義抄・下〉
とぎれ‐とぎれ【途切れ途切れ】
[形動]何度もとぎれるさま。とぎれながら続くさま。「—に聞こえる」
はなし‐しゅう【咄衆】
戦国時代以来の武家の職名。主君に近侍して話し相手を務めた者。咄の衆。御伽(おとぎ)。御伽衆(おとぎしゅう)。
とぎ‐じる【磨ぎ汁】
《「とぎしる」とも》米をといだあとの白く濁った水。とぎみず。
ヒペリカム【(ラテン)Hypericum】
オトギリソウ科オトギリソウ属の植物の総称。園芸では特に、キンシバイやビヨウヤナギをさすことが多い。
てっぺんかけたか
[副]ホトトギスの鳴き声を表す語。また、ホトトギスの別名。ほぞんかけたか。
ほろ
[副] 1 涙の落ちるさま。ほろり。「—と泣いたる可愛さ」〈浄・女護島〉 2 キジ・ホトトギスなどの鳴く声を表す語。ほろろ。「いづれ山路のほととぎす、—と鳴いたをいついつ忘れう」〈浄・吉野忠信〉
ぽつり‐ぽつり
[副] 1 雨やしずくが間をおいて落ちるさま。「—(と)降りだす」 2 物事がとぎれとぎれに行われるさま。「—(と)心境を語る」