メルヘン【(ドイツ)Märchen】
おとぎ話。童話。また、昔話。
も‐か‐も
[連語]《係助詞「も」+係助詞「か」+終助詞「も」。上代語》…も…であろうかなあ。「今—大城の山にほととぎす鳴きとよむらむ我無けれども」〈万・一四七四〉
みや‐いり【宮入り】
御輿(みこし)が渡御(とぎょ)を終えて神社の境内に入ること。⇔宮出し。
むかし‐え【昔方】
《「え」は方の意》過去の方。昔。いにしえ。むかしべ。「—や今も恋ひしきほととぎすふるさとにしも鳴きて来つらむ」〈古今・夏〉
むせ・ぶ【噎ぶ/咽ぶ】
[動バ五(四)]《古くは「むせふ」》 1 飲食物をのどに詰まらせたり、煙を吸い込んだりして、息苦しくなる。また、そのようになってせきこむ。むせる。「たき火の煙に—・ぶ」 2 こみ上げる感情で息が...
音(ね)に立(た)・つ
声を立てる。また、声を出して泣く。「あしびきの山ほととぎす今日とてやあやめの草の—・てて鳴く」〈拾遺・夏〉
にっ‐き【日希】
日本とギリシャ。「—辞典」
其(そ)れかあらぬか
1 そのためかどうか。「—此頃…帰宅(かえり)が遅くなって」〈魯庵・社会百面相〉 2 そうであるか、そうでないか。「去年(こぞ)の夏鳴きふるしてしほととぎす—声のかはらぬ」〈古今・夏〉
チャイルドハロルドのへんれき【チャイルドハロルドの遍歴】
《原題Childe Harold's Pilgrimage》 バイロンによる長編の物語詩。1812年から1818年にかけて全4編を刊行。スペンサー詩体と呼ばれる韻文で書かれた、著者初期の代表作...
ちゅうせい‐ぶんがく【中世文学】
中世の文学。 1 鎌倉時代・室町時代に書かれた文学。平安時代の文学様式のほか、新たに軍記物語・連歌・謡曲・狂言・御伽(おとぎ)草子などを成立させ、幽玄・有心(うしん)などの美的理念や文学理論を生...