とくしよろん【読史余論】
江戸中期の史論書。3巻。新井白石著。正徳2年(1712)成立。将軍徳川家宣に日本史を進講したさいの講義案。主に武家政権の沿革を記したもの。
とく‐しん【特進】
[名](スル) 1 特別のはからいで昇進すること。「二階級—する」 2 正二位の唐名。
とく‐しん【得心】
[名](スル)よくわかって承知すること。納得すること。「—するまで説明を受ける」
とく‐しん【篤心】
親切で誠実な心。篤実な心。
とく‐しん【篤信】
信仰のあついこと。「—家」
とく‐しん【涜神】
神をけがすこと。「—行為」
得心(とくしん)が行(い)・く
十分に承知する。よくわかって気持ちがおさまる。「話を聞いて—・く」
とくしん‐ずく【得心尽く】
双方とも承知の上ですること。納得ずく。「—で離縁する」
とくしん‐せい【特信性】
検察官面前調書(検面調書)の内容が法廷での供述と異なる場合、検面調書が法廷での供述よりも信用できると判断される特別な事情。日本では特信性が認められることが多く、調書裁判との批判もある。