ふく‐ひ【複比】
1 「相乗比」に同じ。 2 一直線上の四つの点をA・B・C・Dとするとき、(AC:CB)と(AD:DB)との比。⇔単比。
ふとう‐かいこ【不当解雇】
使用者(雇用主)が法律や雇用契約上の規定を無視して一方的に雇用契約を解除すること。労働契約法では、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当と認められない解雇は、権利を乱用したものとして無効とす...
ふく‐そすう【複素数】
a、bを実数、iを虚数単位とするとき、a+biの形に表される数。aを実部、bを虚部という。
ブラッグ‐じょうけん【ブラッグ条件】
結晶のような周期的な構造をもつ物質に対して回折が生じる条件。結晶格子の各格子面からの反射波が強め合う条件を指し、格子面と入射波のなす角度をθ(シータ)、入射波の波長をλ(ラムダ)、格子面の間隔を...
ふとう‐じょうこう【不当条項】
契約の一方の当事者にとって不当に不利益な契約条項で、その程度が信義誠実の原則に反するもの。消費者契約法では、消費者の利益を一方的に害する不当条項は無効とするとしている。
ふんか‐マグニチュード【噴火マグニチュード】
火山噴火の規模を表す尺度。また、その数値。噴出したマグマの総重量から算出する。火山爆発指数と異なり、火山砕屑物だけではなく、溶岩も含めた噴出物の総重量を用いる。噴火M。 [補説]噴火マグニチュー...
ほうかい‐ていすう【崩壊定数】
放射性元素や不安定な素粒子などが崩壊をする際の、単位時間当たりの確率。崩壊定数をλ、半減期をT(秒)とすると、λ=loge2/Tとなり、逆比例の関係で表される。壊変定数。
ヘロン‐の‐こうしき【ヘロンの公式】
三角形の面積Sを3辺の長さa・b・cから求める公式。3辺の和の半分をsとすると、S2=s(s−a)(s−b)(s−c)で与えられる。古代ギリシャの数学者・技術者ヘロン(Heron)によるが、ニュ...
ほうい‐りょうしすう【方位量子数】
原子内における、電子の軌道角運動量の大きさを特徴づける量子数。方位量子数lは0または正の整数で表され、主量子数をnとすると、上限はn−1となる。
ベルデ‐ていすう【ベルデ定数】
ファラデー効果において、光の通過距離L、磁界の強さHとすると、偏光面の回転角θは、θ=γLHと表される。このときの比例定数γをベルデ定数という。反磁性体の場合は正、常磁性体の場合は負となる。ベル...