とっ‐かん【吶喊】
[名](スル) 1 ときの声をあげること。「車夫は一斉に—して馬を駭かせり」〈鏡花・義血侠血〉 2 「突貫3」に同じ。「炎熱の野天を土まみれで這いずり廻り、駈け、—し」〈野上・迷路〉
とっ‐かん【突貫】
[名](スル) 1 つきとおすこと。つらぬきとおすこと。 2 短期間で一気にしあげること。「昼夜兼行の—工事」 3 ときの声をあげて、敵陣へ突き進むこと。吶喊(とっかん)。「敵陣めがけて—する」
とっかん‐こうじ【突貫工事】
1 建築作業などを、短期間で一気に完成させること。「—で橋を架ける」 2 (比喩的に)時間がないために大急ぎで仕上げること。「—で資料を作成する」
とっかん‐さぎょう【突貫作業】
途中で休むことなく、一気に行われる作業。
とっ‐かん‐ひ【特管秘】
「特別管理秘密」の略。
トッカータ【(イタリア)toccata】
自由な形式の、鍵盤(けんばん)楽器のための技巧的な楽曲。
トッカータとフーガ
《原題、(ドイツ)Toccata und Fuge》バッハのオルガン曲。1708年以前の作。ニ短調。冒頭部の劇的な旋律が広く知られる。トッカータとフーガニ短調。
とっ‐き【凸起】
[名](スル)中央が周囲より高く盛り上がっていること。また、そのもの。
とっ‐き【突起】
[名](スル)ある部分が周囲より高く突き出ていること。また、そのもの。でっぱり。「ひときわ—したビル」「虫様(ちゅうよう)—」
とっ‐き【特記】
[名](スル)重要な事柄として、特別に書き記すこと。特筆。「—に値する」「—事項」