とっく【疾っく】
《「と(疾)く」の音変化》 [名]ずっと以前。とう。「—からここに住んでいる」「—の前(さき)、何処かへ、すっ飛んで居るんですから」〈鏡花・婦系図〉
[副] 1 (多く「とっくに」の形で)ず...
とっく‐と【篤と】
[副]「とくと」を強めた言い方。「—御検討ください」
疾(と)っくの疾(と)う
「とっく」を強めた言い方。「そんな事は—から知っていた」
疾(と)っくの昔(むかし)
ずっと以前。とうのむかし。「—に読んだ小説」
とっくみ‐あい【取っ組(み)合い】
互いに組みつきあって争うこと。「口論から—になる」
とっくみ‐あ・う【取っ組(み)合う】
[動ワ五(ハ四)]互いに組みついて格闘する。「兄弟で—・う」
とっ‐く・む【取っ組む】
[動マ五(四)]「取り組む」の音変化。「商品開発に—・む」
とっくり
[副]念をいれて物事をするさま。十分に。よくよく。とくと。「—(と)考えて結論を出す」
とっく‐り【徳利】
1 「とくり(徳利)1」に同じ。「二合—」 2 「徳利襟」の略。
とっくり‐えり【徳利襟】
シャツやセーターなどで、とっくりのように長く作った襟。ふつう、折り返して着る。タートルネック。