手(て)に合(あ)わ◦ない
1 自分の能力では扱いきれない。手に余る。手に負えない。「ギリシャ語となるとどうにも—◦ない」 2 手になじまない。「—◦ない包丁」
ティー‐びよく【T尾翼】
飛行機の垂直尾翼の頂上に水平尾翼をつけたもの。T字形となるところからこの名がある。
ちゅう‐ちゅう‐たこ‐かい‐な
[連語]おはじき遊びなどで、「二(にい)四(しい)六(ろく)八(やの)十(とお)」と二つずつ数える代わりに唱える言葉。 [補説]「ちゅうじ(重二)ちゅうじ(重二)たこ(蛸)の加え」のなまりといわ...
ちゃ‐じゅ【茶寿】
《「茶」の字を分解すると「十」「十」「八十八」となるところから》108歳のこと。また、その祝い。
ちゅうしん‐てん【中心点】
1 物事の中心となるところ。 2 図形や物体の中心にあたる点。
て‐に‐を‐は【弖爾乎波/天爾遠波】
《ヲコト点の一種の博士家(はかせけ)点の四隅の点を、左下から右回りに続けて読むと「てにをは」となるところから》 1 漢文を訓読するときに補って読む、助詞・助動詞、用言の語尾、接尾語などの総称。ま...
デルフォイ【Delphoi】
ギリシャ中部、パルナソス山麓にあった古代都市。アポロンの神殿があり、その神託は大きな影響力をもったが、ローマ帝国期キリスト教が国教となると禁止され廃墟となった。1987年、世界遺産(文化遺産)に...
ネルンスト‐の‐ねつていり【ネルンストの熱定理】
絶対温度が零となる極限において、エントロピーも零となるという定理。熱力学第3法則と同義。有限回の操作によって絶対零度に到達できないことが、多数の実験から帰納的に導かれた。1906年、ドイツの物理...
猫(ねこ)の首(くび)に鈴(すず)を付(つ)ける
《猫に仲間を捕られる鼠(ねずみ)たちが集まって相談し、猫の首に鈴をつけることにしたが、実行する鼠はいなかったという西洋の寓話から》いざ実行となると、引き受け手のない至難なことのたとえ。
なごり‐の‐つき【名残の月】
1 夜明け方の空に残る月。有り明けの月。残月。 2 《その年の最後の観月となるところから》陰暦九月十三夜の月。十三夜。後の月。《季 秋》