ちから【力】
1 人や動物にもともと備わっている、自ら動き、または他の物を動かす働き。体力。「筋肉の—」「あらん限りの—を出して戦う」 2 物事をするときに助けとなるもの。助力。「先輩を杖とも—とも頼む」「金...
なう
[助動][なは|○|なふ|なへ(のへ)|なヘ|○]《上代東国方言》活用語の未然形に付く。打消しを表す。…ない。「まかなしみ寝(ぬ)れば言(こと)に出(づ)さ寝なへば心の緒ろに乗りてかなしも」〈万...
はんげ‐しょう【半夏生】
1 雑節の一。太陽が黄経100度にある日で、夏至から11日目。7月2日ごろにあたる。このころから梅雨が明け、田にカラスビシャク(半夏)が生えるのを目安に田植えの終期とされてきた。半夏(はんげ)。...
な‐え
[連語]《「な」は「の」の意の格助詞で、「へ」は「うへ(上)」の音変化とも。上代語》接続助詞的に用いられ、上の事態と同時に他の事態も存在することを表す。…と同時に。…とともに。「雲の上に鳴きつる...
はる‐ご【春蚕】
《「はるこ」とも》4月中旬に孵化(ふか)した蚕。飼育環境がよいので、夏蚕・秋蚕よりも繭の量・質ともにまさる。しゅんさん。《季 春》
なさい
《動詞「なさる(ラ五)」の命令形》「しろ」「せよ」の意のやわらげた言い方。「自分の事は自分で—」「ほら、御覧—」 [補説]「なさる」の本来の命令形「なされ」の音変化とも、「なさいませ」の略とも。
はら【腹/肚】
[名] 1 動物の、胸部と尾部との間の部分。胴の後半部。また、背に対して、地に面する側。人間では、胸から腰の間で中央にへそがある前面の部分。横隔膜と骨盤の間で、胃腸のある部分。腹部。「魚の—を...
はら‐じょう【原城】
長崎県南島原市にあった城。領主有馬貴純(たかずみ)が明応5年(1496)に築城。元和2年(1616)松倉重政が入城するが、島原城の築城にともない廃城とされた。寛永14年(1637)に起こった島原...
なき‐わらい【泣き笑い】
[名](スル) 1 泣きながら笑うこと。 2 泣いたり笑ったりすること。悲しいこともうれしいこともあること。「—の人生」 [補説]書名別項。→NAKIWARAI
はんしん‐こうぎょうちたい【阪神工業地帯】
大阪市と神戸市を中心とする臨海工業地帯。大阪府・兵庫県の周辺都市を含めていうこともあり、京都南部を含めて京阪神工業地帯ともいう。鉄鋼・機械・造船などの重工業や化学工業が主力だが、繊維工業も多い。