とよはし‐へいや【豊橋平野】
愛知県南東部、豊川下流域に広がる沖積平野。渥美(あつみ)湾岸は埋め立てられ、工業地域となっている。中心都市は豊橋市。東三河平野。
とよ‐はたぐも【豊旗雲】
旗がなびいているように空にかかる美しい雲。「わたつみの—に入り日さし今夜の月夜さやけかりこそ」〈万・一五〉
とよはら【豊原】
ロシア連邦、サハリン(樺太)南東部の都市、ユジノサハリンスクの日本領時代の称。樺太庁が置かれた。
とよひら【豊平】
札幌市南東部の区名。豊平川東岸にある。
とよひら‐く【豊平区】
⇒豊平
とよ‐ほ・く【豊寿く/豊祝く】
[動カ四]《後世は「とよほぐ」》よろこび祝う。祝福する。「—・き寿(ほ)き廻(もとほ)し献(まつ)り来し御酒(みき)ぞ」〈記・中・歌謡〉
どよみ【響み】
《古くは「とよみ」》 1 大きな音が鳴りひびくこと。大声で騒ぐこと。また、その音や声。どよめき。「遠くでする市街(まち)の—を…聞きながら」〈近松秋江・疑惑〉 2 ゆれうごくこと。動揺。「汽車の...
とよ‐みき【豊御酒】
酒の美称。おおみき。「—献(たてまつ)らせ」〈記・上・歌謡〉
とよ‐みてぐら【豊御幣】
幣帛(へいはく)の美称。「神風や—になびく四手(しで)」〈新古今・神祇〉
とよ・む【響む】
[動マ下二]鳴りひびかせる。「我がやどの花橘をほととぎす来鳴き—・めて本に散らしつ」〈万・一四九三〉 [動マ四]⇒どよむ