とり‐む・く【取り向く】
[動カ下二]たむける。神に奉る。「在り峰(ね)よし対馬の渡り海中(わたなか)にぬさ—・けて早帰り来ね」〈万・六二〉
トリム‐じょう【トリム城】
《Trim Castle》アイルランド東部、ミース州の町、トリムにある城。アイルランドに侵入したノルマン人が12世紀に建てた木造の塔に起源する。一度破壊されたが、13世紀初めにジョン王により、ノ...
とり‐むす・ぶ【取(り)結ぶ】
[動バ五(四)] 1 約束などをかたく結ぶ。「契約を—・ぶ」 2 双方の仲をとりもつ。仲立ちをする。「二人の間を—・ぶ」 3 へつらって人の機嫌をとる。「機嫌を—・ぶ」 [可能]とりむすべる
とり‐め【鳥目】
《鳥の多くは夜目がきかないところから》夜になると、視力が著しく衰えて物がよく見えなくなる病気。ビタミンAの不足により起こる。夜盲症。
とりめ‐え【鳥目絵】
⇒鳥瞰図(ちょうかんず)
とり‐めし【鳥飯/鶏飯】
鳥肉を入れた炊き込みご飯。鳥御飯。
トリメチルアミン【trimethylamine】
第三級アミンの一。刺激のある悪臭をもつ無色の気体。生物、特に魚が腐敗するときに生じる。工業的には、メチルアルコールとアンモニアを触媒で反応させてつくる。化学式(CH3)3N
トリメチレン【trimethylene】
⇒シクロプロパン
取(と)りも敢(あ)えず
取るべきものも取ることができないほど急であるさま。「夕汐ただ満ちに満ち来るさま、—」〈更級〉
とり‐もう・す【取り申す/執り申す】
[動サ四] 1 申し上げる。「何事を—・さむと思ひめぐらすに」〈源・帚木〉 2 取り次いで申し上げる。「入道随分—・ししかども、遂に御承引なくして」〈平家・三〉