とん‐だ
[連体]話し手の判断の範囲を越えていることをさしていう。 1 意外な。思いのほかの。「—長居を致しました」 2 とりかえしのつかない。こまった。「—失敗をしでかした」 3 道理にはずれた。よく...
とんだ茶釜(ちゃがま)
とんだよいもの。とんだ美人。江戸、谷中笠森の茶屋女お仙の美しさに対して言い出された流行語。→笠森お仙
とんだ所(ところ)へ北村大膳(きたむらだいぜん)
「とんだ所へ来た」の「きた」に「北村」の「きた」を掛けて続けた言葉遊び。歌舞伎「天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)」の河内山宗俊(こうちやまそうしゅん)のせりふの一節で、松江侯の屋敷...
トンダノ‐こ【トンダノ湖】
《Danau Tondano》インドネシア中部、スラウェシ島北東部のミナハサ半島にあるカルデラ湖。マナドの南東約30キロメートルに位置する。周囲には温泉があり、保養地としても知られる。コイの養殖...
とんだばやし【富田林】
大阪府南東部の市。もと真宗興正寺別院の寺内町として発達。すだれなどを特産。PL教団本部がある。人口11.9万(2010)。
とんだばやし‐し【富田林市】
⇒富田林
とんだ目(め)に太田道灌(おおたどうかん)
「とんだ目に遭うた」の「おうた」に「太田(おおた)」を掛けて続けた言葉遊び。→太田道灌
とんだ霊宝(れいほう)
江戸両国で興行された見世物の一。三尊仏・不動明王・鬼などを乾魚や乾大根で細工し見世物としたもの。転じて、とんだこと、の意にいう。「ぬしは—だね」〈洒・広街一寸間遊〉