デジャ‐ビュ【(フランス)déjà-vu】
《「デジャブー」とも》 1 一度も経験したことがないのに、すでにどこかで経験したことがあるように感じること。既視感。→ジャメビュ 2 (1の誤用から)過去にどこかで経験したことがあるという実感。
とも‐なく
[連語]動作・状態のはっきりしないさまを表す。「どこから—聞こえてくる」
どこ‐ぞ【何処ぞ】
[連語]どことはっきり指定できない場所をさす語。どこか。「—おけがなさいませんでしたか」「—近くへ出かけました」
どこ‐やら【何処やら】
[名]場所をはっきりそこと示さないでいう。どこかあるところ。「—へ行くそうだ」
[副]それとはっきり示せないが、なんとなく。どことなく。「—父親似の顔」
どっ‐か
[連語]「どこか」の音変化。「—へ行こう」「—変わった人だね」
なま‐くねくね・し【生くねくねし】
[形シク]なんとなくひねくれている。どこかねじけている。「うるはしうもあらぬ心ばへうちまじり、—・しき事も出で来る時々あれど」〈源・紅梅〉
ぬる‐み【温み/微温み】
1 《動詞「ぬるむ」の連用形からか》 ㋐なまあたたかいこと。ぬるいこと。また、その程度。「どこか底に—を持った風が額に当る」〈鴎外・魔睡〉 ㋑ぬるま湯。「—汲みとり用意の気付け」〈浄・朝顔話〉 ...
歯車(はぐるま)が狂(くる)・う
どこかにくい違いが生じて、順調に進んでいたことがうまくいかなくなる。「一つ—・うと、あとは目もあてられない結果となる」
はっぽう‐びじん【八方美人】
《どこから見ても難点のない美人の意から》だれに対しても如才なく振る舞うこと。また、その人。非難の気持ちを込めて用いることが多い。
はっぽう‐よし【八方好し】
どこから見ても欠点のないこと。また、その人。「難波女に姿の足らはぬ所なしとて、—といふ者あり」〈浮・諸艶大鑑・六〉