とん‐じき【屯食/頓食】
1 平安・鎌倉時代、宮中や貴族の宴会のとき、庭上で下仕えの者に賜る酒食をのせた台。また、そこにのせた食物。特に、強飯(こわめし)を卵形に握り固めたもの。 2 《「どんじき」と発音》江戸時代、京都...
どん‐じき【鈍色】
法衣(ほうえ)の一。上衣(袍(ほう))と袴(はかま)・裙(くん)と帯からなる単(ひとえ)のもの。無紋の絹で仕立て、僧綱領(そうごうえり)を立てる。鈍色の衣。
どん‐じまい【どん仕舞(い)】
物事のいちばん最後。どんじり。
どん‐じゅう【鈍重】
[名・形動]動作や物事に対する反応がにぶくてのろいこと。また、そのさま。「—な足運び」 [派生]どんじゅうさ[名]
ドン‐ジョバンニ【Don Giovanni】
モーツァルト作曲のオペラ。2幕。1787年初演。スペインの伝説上の人物ドン=ファンを主人公とし、序曲やアリアの「打ってよマゼット」「セレナーデ」などが有名。 ⇒ドン=ファン
どん‐じり【どん尻】
いちばん最後。どんじまい。
どん‐す【緞子】
《唐音》室町時代末、中国から伝えられたといわれる絹の紋織物。繻子(しゅす)地に同じ繻子の裏組織で文様を織り出したもの。
ドンスアン‐いちば【ドンスアン市場】
《Cho Dong Xuan》ベトナムの首都ハノイの旧市街にある市場。日常雑貨、衣料品を扱う2階建ての建物があり、周囲は生鮮食料品を扱う野外市場になっている。ハノイ最大の市場として知られる。
どん・する【鈍する】
[動サ変][文]どん・す[サ変]にぶくなる。ばかになる。「貧すれば—・する」
どん‐ぜい【呑噬】
[名](スル) 1 のむことと、かむこと。「鰻鱺(うなぎ)を圧倒し山鯨を—し」〈服部誠一・東京新繁昌記〉 2 他国を攻略してその領土を奪うこと。「スパルタは、今又—を逞うして」〈竜渓・経国美談〉