ひし‐と【緊と/犇と】
[副] 1 すきまなく密着するさま。しっかりと。ぴったりと。「—身を寄せる」「—抱きしめる」 2 深く心や身に感じるさま。「真心を—感じる」 3 強く押されて鳴るさま。「ぬばたまの夜はすがらにこ...
こと【言】
《「事(こと)」と同語源》 1 口に出して言うこと。言葉。現代では多く複合語として用いられる。「泣き—(ごと)」「わび—(ごと)」「片—」「一—多い」「旅といへば—にそ易き少なくも妹に恋ひつつ術...
ひ‐あが・る【干上(が)る/乾上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 潮が引ききる。また、水がすっかりなくなってからからになる。かわききる。「空梅雨で田畑が—・る」 2 収入がまったくなくなる。生計が立たなくなる。「あごが—・る」
腰(こし)が抜(ぬ)・ける
1 腰の関節が外れたり、腰に力がなくなったりして立てなくなる。 2 驚きや恐怖で立っていられなくなる。「びっくりして—・けた」
くた‐くた
[副] 1 物がよく煮えている音。また、そのさま。ぐつぐつ。ぐたぐた。「—(と)煮える鍋」 2 疲れたり弱ったりして、力の抜けたさま。また、古くなって張りのなくなったさま。「法師は—と絶え入り...
こま・る【困る】
[動ラ五(四)] 1 ある物事をどう判断・処理してよいかわからず悩む。取り扱いがやっかいで苦しむ。困惑する。もてあます。手を焼く。「返事に—・る」「聞き分けがなくて—・る」「あいつときたら—・っ...
しんけい‐まひ【神経麻痺】
運動神経の刺激が末梢へ伝わらなくなり、その支配部位の運動が起こらなくなること。また、感覚神経が障害されたために、その分布部位の感覚がなくなること。
きえ‐かえ・る【消え返る】
[動ラ四] 1 《「返る」は、すっかり…する意》すっかり消えてなくなる。また、たちまち消えてしまう。「定めなく—・りつる露よりも空頼(そらたの)めする我は何なり」〈かげろふ・上〉 2 《「返る」...
さん・ずる【散ずる】
[動サ変][文]さん・ず[サ変] 1 散る。ちりぢりになって、なくなる。また、散らす。「聴衆が—・ずる」「春嵐が桜花を—・ずる」 2 不快な感情がなくなる。気が晴れる。また、気を晴らす。「怒りが...
きえ‐さ・る【消え去る】
[動ラ五(四)]消えてなくなる。見えなくなる。「跡形もなく—・る」