まぎら・す【紛らす】
[動サ五(四)]関心を他に移すなどして、そのことがわからなくなるようにする。ごまかす。また、気持ちを他に向けてふさいだ気分などを晴らす。まぎらわす。「姿を人込みに—・す」「気を—・す」「退屈を—...
まぎれ【紛れ】
1 ある事につけこんで、また、事の勢いで何かをすること。「怒った—に外の芸者を買いはしまいか」〈荷風・腕くらべ〉 2 他に入りまじって区別がつかなくなること。「山かぜに桜ふきまき乱れなむ花の—に...
まぎ・れる【紛れる】
[動ラ下一][文]まぎ・る[ラ下二] 1 入りまじって区別がつかなくなる。また、はっきりしなくなる。「人込みに—・れて見失う」「勝負の行方が—・れてくる」 2 似通っていて見分けがつかなくなる。...
まくあい‐げき【幕間劇】
演劇で、長い劇の間に挟んで演じる小喜劇。本筋と関係なく、重苦しい気分を緩和するためのもの。
まくら‐ものがたり【枕物語】
寝物語のこと。「女郎しどけなくゆたかに、外の男と同じ—」〈浮・諸艶大鑑・五〉
マクロライドけい‐こうせいぶっしつ【マクロライド系抗生物質】
マクロライドを含む抗生物質の総称。主に放線菌によって生産され、比較的副作用が少なく、抗菌スペクトルが広い。細菌のリボゾームのたんぱく質合成を阻害することで増殖を抑える。ロイコマイシン、エリスロマ...
まけ‐かた【負け方】
1 負けるまでの過程。「—がよくない」 2 《「まけがた」とも》負けたほう。敗北した側。「宰相中将は—にて、音なくまかで給ひにけるを」〈源・匂宮〉
まけ‐かち【負け勝ち】
負けることと、勝つこと。かちまけ。「上と下の病人に—のあるのも仕方がなく」〈秋声・縮図〉
ま・ける【負ける】
[動カ下一][文]ま・く[カ下二] 1 相手と戦ったり争ったりした結果、力の劣った立場になる。敗れる。「試合に—・ける」「賭けに—・ける」⇔勝つ。 2 他と比べて劣る。圧倒される。劣勢である。「...
まこと‐に【誠に/真に/実に】
[副]まちがいなくある事態であるさま。じつに。本当に。「—彼女は美しい」「—ありがとうございます」
[感]「まこと
」に同じ。「—雪少しうち散りて、折節とり集めて、さることやは候ひしとよ」〈...