なつめ【棗】
1 クロウメモドキ科の落葉高木。葉は卵形で、3本の脈が目立ち、互生する。夏、黄緑色の小花をつけ、楕円形の実を結び、暗赤褐色に熟す。実は食用に、また漢方で乾燥させたものを大棗(たいそう)といい、強...
なつめ【夏目】
姓氏の一。 [補説]「夏目」姓の人物夏目成美(なつめせいび)夏目漱石(なつめそうせき)夏目甕麿(なつめみかまろ)
なつ‐め【夏芽】
⇒かが(夏芽)
なつめ‐がい【棗貝】
ナツメガイ科の巻き貝。潮間帯下にすみ、貝殻は球卵形で、殻径3センチくらい。殻表は淡褐色に濃褐色の斑点が密にある。本州中部以南に分布。
なつめがた‐ちょうずばち【棗形手水鉢】
形がナツメの果実に似て長円形をした石造の手水鉢。
なつ‐め・く【夏めく】
[動カ五(四)]夏らしくなる。「日差しが—・く」《季 夏》
ナツメグ【nutmeg】
ニクズクの種子。香味料とし、肉料理やハム・ソーセージなど食肉の加工に使用。ナツメッグ。ナッツメッグ。
なつめ‐だま【棗玉】
古墳時代に装身具として用いた玉。切り子玉の稜角(りょうかく)を取り去ったナツメの実の形をしたもの。琥珀(こはく)製のものが多い。
なつめ‐やし【棗椰子】
ヤシ科の常緑高木。幹はまっすぐ伸び、高さ20〜25メートル。葉は幹の先に群がってつき、羽状複葉で、長さ約2メートル。雌雄異株。果実は長楕円形で、食用とし、樹液からは砂糖・椰子酒(アラック酒)をつ...
なつ‐メロ【懐メロ】
《「懐かしのメロディー」の略》ひととき流行し、そのころのことが懐しく思い出されるような歌。