なべ‐づる【鍋鉉】
鍋に取り付けてある、つる。
なべ‐づる【鍋鶴】
ツル科の鳥。全長約105センチ。体は灰黒色で頭と首が白く、頭上は皮膚が裸出して赤い。シベリアで繁殖。日本には冬鳥として山口県周南市・鹿児島県出水(いずみ)市に渡来し、特別天然記念物。
なべ‐て【並べて】
[副]《動詞「な(並)ぶ」の連用形+接続助詞「て」から》 1 全体が同じような状態・程度であるさま。総じて。おしなべて。「このクラスは—成績がよい」 2 普通であるさま。「御ありさまの、あやしく...
並(な)べてなら◦ず
なみなみでない。格別である。「姿、用意など、—◦ず見ゆ」〈源・絵合〉
なべ‐とり【鍋取り】
1 つるのない鍋・釜を火から下ろすとき、両手に持って縁をつかむためにわらで作った道具。鍋・釜の下にも敷いた。 2 《形が1に似ているところから》冠の老懸(おいかけ)の異称。
なべ‐な【山芹菜】
スイカズラ科の越年草。山地に生え、高さ1メートル以上になり、全体にとげのような毛がある。葉は羽状に裂けていて、柄に翼がある。夏から秋、紅紫色の頭状の花が咲く。
なべのなか【鍋の中】
村田喜代子の短編小説。田舎で暮らす祖母の元にやってきた四人の孫たちの一夏の生活を描く。昭和62年(1987)発表。同年、第97回芥川賞受賞。平成3年(1991)、黒沢明監督により「八月の狂詩曲(...
なべ‐はだ【鍋肌】
鍋の内側の側面。特に、入れた食材が触れていない部分のこと。
なべ‐ぶぎょう【鍋奉行】
鍋料理の食材の入れ方や味の付け方、食べる順序などについて、あれこれと世話を焼きたがる人。
なべ‐ぶた【鍋蓋】
1 鍋のふた。 2 卦算冠(けいさんかんむり)の俗称。「京」「享」などの「亠」の部分。