なまけ【怠け/懶け】
怠けること。ずるけること。「単なる—で学校を休む」
なまけ‐ぐせ【怠け癖】
しなくてはならないことを怠ける習慣。「—を直す」
なまけ‐ぐま【懶熊】
クマ科の哺乳類。体長140〜180センチ。体は黒い長毛で覆われ、前肢の爪が長い。果物や蜂蜜(はちみつ)を好み、インド・スリランカの森林地帯に分布。蜜熊。
なまけ‐もの【怠け者】
怠ける人。怠けてばかりいる人。
なまけ‐もの【樹懶】
貧歯目の哺乳類。体長約50センチ、尾はきわめて短く、鉤(かぎ)状の爪で木の枝にぶら下がり、動作は緩慢。歯は不完全で、柔らかな木の葉や芽を食べる。体毛は長く茶色であるが、藻類が寄生するので緑色を呈...
怠(なま)け者(もの)の足(あし)から鳥(とり)が起(た)つ
ふだん怠けている者は、いざ事が起こるとあわて騒いでやり始める。→足元から鳥が立つ
怠(なま)け者(もの)の節句(せっく)働(ばたら)き
ふだん怠けている者が、世間の人が休む日に限って働くこと。
なま‐けやけ・し【生けやけし】
[形ク]なんとなく煩わしい。「—・しとは見給へど」〈源・夕霧〉
なま・ける【怠ける/懶ける】
[動カ下一][文]なま・く[カ下二] 1 なすべきことをしない。働かない。ずるける。「仕事を—・ける」 2 元気がなくなる。力がなくなる。「旅人を乗せたる馬士(まご)—・けたる声にて」〈滑・膝栗...