なみ‐てんとう【並瓢虫】
⇒瓢虫(てんとうむし)2
なみ‐とう【並(み)等】
上等と下等の中間の等級。中等。「—の米」
なみ‐なみ【並並】
[名・形動] 1 なみひととおりであること。また、そのさま。多く、打消しの語を伴って用いる。「—ならぬ苦労」「—でない才能」 2 同列・同等であること。ひとしなみ。「何すと違ひは居らむ否(いな)...
なみ‐なみ
[副]酒や水などが容器にあふれるほどいっぱいにあるさま。「酒を—(と)つぐ」
なみ‐にく【並(み)肉】
上肉・中肉より品質の劣る肉。
波(なみ)に乗(の)・る
時勢に合って栄える。時流に乗る。また、調子に乗る。「好況の—・る」
波(なみ)にも磯(いそ)にもつかぬ心地(ここち)
どっちつかずの、落ち着かない気持ち。「なまじいに一門には離れ給ひぬ、—ぞせられける」〈平家・七〉
なみ‐ぬい【並縫い】
「ぐし縫い」に同じ。洋裁でいう。
なみ‐ぬの【波布/浪布】
歌舞伎の大道具の一。波の絵を描いた地がすりで、舞台や花道に敷いて海・川などの水面を表す。
なみ‐の‐あや【波の綾】
さざ波の立つさまを綾織物に見立てた語。「御几帳の裾ども川風に涼しさまさりて、—もけざやかに見えたるに」〈栄花・初花〉