たか‐で【高で】
[副] 1 取るに足りないさま。たかだか。「是皆ひとつにしてから、—二貫目か三貫目」〈浮・胸算用・二〉 2 はじめから。そもそも。「命惜しい程なら—身をうつこともない」〈浄・生玉心中〉
高(たか)きに登(のぼ)るは必(かなら)ず低(ひく)きよりす
《「書経」太甲下から》物事を進めるには順序があり、まず手近なところから始めなければならないことのたとえ。
そればかり‐か【其れ許りか】
[副]すでに相当の程度であるのに、その上さらに。「君の利益にはならないし、—全体の損失になる」
そんざいろんてき‐しょうめい【存在論的証明】
神の存在証明の一。神は最も完全なものである、その完全性には存在も含まれていなければならない、故に神は存在する、とするもの。アンセルムスが最初に行った。本体論的証明。
そんな
[形動] 1 聞き手、または、そのそばにいる人が当面している事態や、現に置かれている状況がそのようであるさま。それほどの。そのような。「—話は聞いたことがない」「—に嫌ならやめなさい」 2 聞き...
そん・する【存する】
[動サ変][文]そん・す[サ変]《「そんずる」とも》 1 存在する。ある。「古くから当地に—・する風習」 2 生きている。生きながらえる。生存する。「この世に人類の—・する限り」 3 無くならず...
そん‐なら
[接]「それなら」の音変化。「君は行かないのか。—僕も行かないよ」
そん‐きょう【尊敬】
[名](スル)「そんけい(尊敬)」に同じ。「人望を得て諸人の—を受くるのみならず」〈鉄腸・花間鶯〉
ダーク‐データ【dark data】
分析が困難で未利用のまま残されているビッグデータ。明らかに利用価値のないROTデータを除き、効果的な分析手法がないために利用対象とならなかったもの。新たな分析手法によって利用価値が出てくる可能性...
田(た)にも畦(あぜ)にも腥物(なまぐさもの)つけて
《どうせ田んぼも畦もやるのなら、ついでに魚や肉もつけてやろう、の意》相手かわいさに、分別なく何もかも与えることのたとえ。田も遣(や)ろう畦も遣ろう。