ふち‐あんない【不知案内】
[名・形動]ようすや事情を知らないこと。また、そのさま。不案内。「その間(かん)の消息は一向に—なんだが」〈里見弴・今年竹〉
ふところ‐そだち【懐育ち】
親の手もとで大切に育てられること。「もともと気の小さい、—のお坊ちゃんなんだから」〈鏡花・婦系図〉
ヘッドマーク【headmark】
列車の先頭部に掲げる飾り看板。その列車の愛称名にちなんだデザインなどが使われる。特急列車(新幹線を除く)やイベント列車に取り付けたり、専用窓に掲示する。
べ‐して【別して】
[副]《「べっして」の音変化》とりわけて。特別に。「—奇特なとも、思はれなんだぞ」〈蒙求抄・七〉
ぼじゃ‐ぼじゃ
[副] 1 小さな声で話し続けるさま。「なんだか—言われたが、いっこうわからぬ」〈康成・十六歳の日記〉 2 顔や体つきが、ふっくらとしてかわいらしいさま。「うつぶく顔の—と目元けふげに品深し」〈...
マイナス‐しこう【マイナス思考】
何かにつけて、どうせ失敗するさ、私はだめなんだなどと悪い方向に考えが向くこと。物事を否定的にとらえる考え方。⇔プラス思考。
マウリヤ‐ちょう【マウリヤ朝】
《Maurya》古代インド、マガダ国に興った王朝。前317年ごろ、チャンドラグプタがナンダ朝を滅ぼして建設。都はパータリプトラ。第3代アショカ王のころ全盛期となり、インド史上最初の統一国家を築い...
ませ◦なんだ
[連語]《丁寧の助動詞「ます」の未然形+過去の打消しを表す助動詞「なんだ」》…ませんでした。「此家(こちら)へ参り—◦なんだでございましょうか」〈鏡花・高野聖〉
ませ◦ん
[連語] 《丁寧の助動詞「ます」の未然形+打消しの助動詞「ぬ(ん)」》丁寧な打消しの表現。「雨はまだ降っており—◦ん」 [補説]現代語では、「ませんでした」が「ません」の過去の意を表すが、近世...
みなみあわじ【南あわじ】
兵庫県、淡路島南西部の市。鳴門海峡の渦潮観光の基地。平成17年(2005)1月に緑町、西淡(せいだん)町、三原町、南淡(なんだん)町が合併して成立。人口4.4万(2024)。