うら‐がなし・い【心悲しい】
[形][文]うらがな・し[シク] 1 なんとなく悲しい。もの悲しい。「—・い晩秋の景色」 2 心の中で、いとしく感じられる。「むらさきは根もかも終ふる人の児の—・しけを寝を終へなくに」〈万・三五...
うら‐さびし・い【心寂しい/心淋しい】
[形][文]うらさび・し[シク]なんとなく寂しい。もの寂しい。こころ寂しい。「—・い冬木立」 [派生]うらさびしげ[形動]うらさびしさ[名]
うら‐な・う【占う】
[動ワ五(ハ四)]《「うら(占)」+接尾語「なう」から》現れた兆しや形象などによって人の運勢、将来の成り行き、物事の吉凶などを判断する。また、単に先行きを判断する意にも用いる。「易者に—・っても...
うら‐はずかし・い【心恥ずかしい】
[形][文]うらはづか・し[シク]なんとなく恥ずかしい。気恥ずかしい。心に恥ずかしく感じる。「わが姉ながら気の毒でもあり又—・くもあった」〈漱石・道草〉
うら‐めずら・し【心珍し】
[形シク]清新な感じがして心ひかれる。なんとなく珍しい。和歌では「裏」「浦」との掛け詞として用いられる場合が多い。「わがせこが衣の裾を吹き返し—・しき秋の初風」〈古今・秋上〉
うら‐もとな・し【心許無し】
[形ク]気がかりで待ち遠しい。また、なんとなく不安で気がかりである。こころもとない。「巌(いはほ)ろの沿ひの若松限りとや君が来まさぬ—・くも」〈万・三四九五〉
うん‐かい【雲海】
1 高山の山頂や飛行機から見下ろしたときに、一面に広がって海のように見える雲の上面。《季 夏》「—や太き幹ほど濡れて立つ/楸邨」 2 雲がはるかに見える、果てしない海原。「—沈々として、青天既に...
うんめい‐の‐いたずら【運命の悪戯】
人知の及ばないものにもてあそばれているかのような、奇妙な巡り合わせ。「ここで生き別れの姉妹が出会うとは、なんという—か」
ええ
[感] 1 肯定・承諾の意を込めて応答するときに発する語。はい。「—、一緒に帰りましょう」 2 話の始めや途中で、すぐ言葉が出ないときに発する語。ええと。「—、なんと申しますか」 3 驚き・不審...
エッゲンベルク‐じょう【エッゲンベルク城】
《Schloss Eggenberg》オーストリア南部の都市グラーツにある城。市街西部に位置する。皇帝フェルディナント2世の重臣エッゲンベルクにより、17世紀に建造。18世紀にルネサンス様式から...