はり‐ぐち【針口】
天秤(てんびん)の中央、支柱の上部にあって、平均を示す針のある部分。また、その針のついている天秤。針口の盤を小さな槌(つち)でたたいて、針の動きを調節する。「天秤—の響き」〈浮・一代男・四〉
ひなた‐みず【日向水】
1 ひなたにあって少し温かくなった水。《季 夏》「—ひろごる雲をうつしけり/万太郎」 2 なまぬるい水。
び‐ぞり【尾橇】
飛行機の降着装置の一。胴体の最後部にあって、地上で前車輪とともに機体を支える橇状のもの。
ひ‐とう【秘湯】
辺鄙な場所にあって、人に知られていない温泉。
ひし‐せん【皮脂腺】
皮膚の内層にあって、脂質を蓄積し、毛孔を通じて皮脂として体表に分泌する腺。手のひらと足のうら以外の全身にある。脂腺。
びしょ‐ぬれ【びしょ濡れ】
びしょびしょにぬれること。ずぶぬれ。「夕立にあって—になる」
ひきゃく‐ぶね【飛脚船】
江戸時代、主要な港湾にあって官民を問わず急ぎの用に応じた小船。ひきゃくせん。
ばん‐しょく【伴食】
[名](スル) 1 主客の伴(とも)をして、ごちそうになること。相伴(しょうばん)。陪食(ばいしょく)。「—の栄を賜る」 2 実力や実権がなく、その職にあっても何もせず他の人のなすに任せているこ...
はん‐てん【反転】
[名](スル) 1 ころぶこと。ひっくり返ること。また、ころがすこと。ひっくり返すこと。「マットの上でからだを—する」「明暗が—する」 2 位置・方向・順序などが反対になること。また、反対にする...
はん‐れい【凡例】
書物の巻頭にあって、その編述の方針や使用法などを述べたもの。例言。