こく‐ろう【国老】
1 江戸時代、大名の領地にあって留守をあずかる国(くに)家老。 2 国に功労のあった老臣。元老。 3 昔、中国で、辞職ののちも卿大夫(けいたいふ)の待遇を受けた者の称。
ここに‐して【此処にして】
[連語]《「し」は、ある状態にある意を表すサ変動詞「す」の連用形》ここにいて。ここにあって。「広橋(ひろはし)を馬越しがねて心のみ妹(いも)がりやりて吾(わ)は—」〈万・三五三八〉
こし‐あて【腰当て】
1 すわるときに腰の後ろに当て、姿勢を楽にしたり保温したりするもの。 2 修験者・猟師などが腰につけた敷き皮。長方形の毛皮の上端にひもをつけ、後ろ腰に当てて前で結ぶ。引っ敷き。尻皮。 3 近世、...
こそ
[係助]種々の語に付く。 1 ある事柄を取り立てて強める意を表す。「今—実行にうつすべきだ」「もののあはれは秋—まされ」〈徒然・一九〉 2 ある事柄を一応認めておいて、それに対立的、あるいは、...
げんじ‐の‐ま【源氏の間】
滋賀県大津市の石山寺にあって、紫式部が源氏物語を執筆したと伝えられる部屋。
げん‐けい【原型】
1 もとの型。もとになる構造・構成をもつもの。「平城京の—は長安である」 2 鋳物や彫刻作品などのもとになる型。土や石膏などで作る。「粘土で—を作る」 3 洋裁で、服を作るときに基本となる平面製...
コミュニティー‐センター【community center】
地域社会にあって、住民の地域共同体意識を高めるための施設。公民館・図書館・学校・公園など。
ぐっしょり
[副]ひどくぬれているさま。びっしょり。「夕立にあって—(と)ぬれた」
くち【口】
[名] 1 動物の消化器系の開口部で、食物を取り入れる器官。人間では顔面の下部にあって、口唇・口蓋(こうがい)・口底に囲まれ、中に歯・舌などがある。発声にも関係する。口腔(こうこう)。「食べ物...
ぐしょ‐ぬれ【ぐしょ濡れ】
[名・形動]しずくが垂れるほど、ひどくぬれること。また、そのさま。びしょぬれ。ずぶぬれ。「夕立にあって—だ」