マウォポルスカ【Małopolska】
ポーランド南部・南東部の歴史的地方名。「小ポーランド」の意。現在も南部の一部が県名として残る。15世紀から16世紀にかけて建造された木造教会が多く、特に、ビナロワ、デブノ、ムロワナ、ブリズネ、ハ...
まいひめろんそう【「舞姫」論争】
森鴎外の小説「舞姫」を巡る文学論争。明治23年(1890)1月に「舞姫」が雑誌「国民之友」に掲載され、同年2月に文芸評論家の石橋忍月が「舞姫」と題する批評を気取半之丞の筆名で発表。恋愛と功名の両...
マウント‐アブー【Mount Abu】
インド北西部、ラジャスタン州の町。アラバリ山地の標高1200メートルに位置するナキー湖を中心とする避暑地として知られる。11世紀から15世紀にかけて建てられた五つのジャイナ教寺院があり、いずれも...
まい【舞/儛】
1 日本の芸能における演者の動き方の一種。「舞」は「まわる」の意で、元来は地をするような足づかいで巡り回る旋回動作をいい、跳躍動作をさす「踊り」と区別される。特に古代から中世にかけての舞踊は舞の...
ま‐かじき【真梶木/真旗魚】
スズキ目マカジキ科の海水魚。全長約3メートル。体は側扁し、黒紫青色の地に青色の横帯が十数本走る。太平洋の温帯から亜熱帯にかけて分布。刺身などにする。かじき。
まえ‐ぶね【前船】
《「まえふね」とも》江戸時代から明治時代にかけての歌舞伎劇場の観客席で、2階正面桟敷の前面に張り出して作られた席(引船(ひきふね))の最前列。本船(ほんぶね)。
マイゼル‐シナゴーグ【Maiselova synagoga】
チェコの首都プラハ中心部、旧市街のユダヤ人地区(ヨゼホフ)にあるシナゴーグ。16世紀後半、ユダヤ人地区の有力者モルデカイ=マイゼルにより建造。元はルネサンス様式だったが、17世紀末の火災の後、バ...
マーハーン【Māhān】
イラン南東部、ケルマーン州の町。州都ケルマーンの南東約35キロメートルに位置する。14世紀から15世紀にかけて活躍したイスラム神秘主義の思想家・詩人シャー=ネエマトッラー=バリーの霊廟(れいびょ...
マクデブルク‐だいせいどう【マクデブルク大聖堂】
《Magdeburger Dom》ドイツ中東部、ザクセン‐アンハルト州の都市マクデブルクにある大聖堂。正称、聖マウリティウスと聖カタリナ大聖堂。10世紀建立の教会に起源し、13世紀から16世紀に...
ボン‐ジェズス【Santuário do Bom Jesus do Monte】
ポルトガル北部の都市ブラガ近郊の巡礼地。海抜400メートルの丘の上に、18世紀から19世紀にかけて建造された新古典様式の教会が建っている。丘の上の教会まで、各踊り場に噴水が設けられたバロック様式...