そしゃく‐ち【租借地】
ある国が、他国から租借した土地。19世紀末から20世紀にかけて、中国に多くみられた。
そうぼう‐しつにん【相貌失認】
家族や友人などよく知っている人の顔を見ても、それが誰であるかわからない状態。ただし、声や体格、服装など顔以外の特徴によって人物を特定することができる。後頭葉から側頭葉にかけての障害によって起こる。
そでがうら【袖ヶ浦】
千葉県中西部、東京湾沿いの市。京葉工業地帯の一部で、埋め立て地に石油化学工場がある。人口6.0万(2010)。 [補説]もとは東京湾の東一帯、船橋から木更津にかけての沿岸の称。
ぞっきょくひょうしゃく【俗曲評釈】
俗歌謡の注釈本。佐々醒雪編著。「江戸長唄」「箏唄」「河東」「上方唄」「小唄と端唄」の全5編を、明治41年(1908)から明治44年(1911)にかけて刊行。
そえだ‐あぜんぼう【添田唖蝉坊】
[1872〜1944]演歌師。神奈川の生まれ。本名、平吉。明治から大正にかけて、「ノンキ節」「ラッパ節」など世相風刺の演歌を自作自演し、人気を博した。
そう‐せん【宋銭】
中国、宋代に鋳造された銅銭。日本に輸入され、皇朝十二銭以後の国内通貨として、元銭・明銭とともに鎌倉時代から戦国時代にかけて流通した。元豊通宝・熙寧(きねい)元宝などがある。
そう‐おん【宋音】
日本における漢字音の一。平安中期から鎌倉時代にかけて日本に伝えられた、宋・元時代の中国語の発音に基づくもの。従来、唐音(とうおん)とされていたものの一部で、主に禅僧によって伝えられ、禅宗関係の語...
ぞう‐げい【雑芸】
1 古代に行われた雑多な芸能。特に、中国から伝来した散楽(さんがく)系統の曲芸・奇術。雑伎(ざつぎ)。ざつげい。 2 平安後期から鎌倉時代にかけて流行した歌謡の総称。催馬楽(さいばら)など古典的...
そうし‐ちょう【相思鳥】
チメドリ科ソウシチョウ属の鳥。全長約15センチ。背中が暗緑色で、胸は橙色、くちばしが赤い。鳴き声がよく、姿も美しいので、古くから飼い鳥にする。中国南部からインドにかけて分布する。
ぞう‐こく【造国】
平安中期から鎌倉時代にかけて皇居や寺社の造営を朝廷から請け負った国。