だんちょう‐てい【断腸亭】
永井荷風が大正5年(1916)から大正7年(1918)にかけて住んだ、新宿区余丁町(よちょうまち)の家。庭に断腸花(シュウカイドウ)が植えてあったことに由来する名称。 [補説]荷風はこの家で、大...
ダンテこうきょうきょく【ダンテ交響曲】
《原題、(ドイツ)Eine Symphonie zu Dantes Divina Commedia》リストの合唱を伴う交響曲。全2楽章。1855年から1856年にかけて作曲。ダンテの「神曲」に着...
だん‐し【弾指】
[名](スル)《古くは「たんじ」「だんじ」とも》 1 仏語。 ㋐曲げた指の爪を親指の腹にかけて強くはじくこと。許諾・警告・忌避や歓喜などの意を表す所作。 ㋑きわめて短い時間の単位。一万二千弾指を...
だん‐ぶくろ【段袋/駄袋】
1 布製の大きな荷物袋。 2 幕末から明治初期にかけて武士が訓練のとき用いた、袴を改良したゆったりとしたズボン。
ダンファームリン【Dunfermline】
英国スコットランド東部の港町。11世紀にスコットランド王マルカム3世により王宮が置かれた。18世紀から20世紀にかけて、リンネルをはじめとする繊維産業で繁栄。11世紀創建のダンファームリン修道院...
だん‐し【弾詞】
中国の語り物の一。明から清にかけて流行、現在でも南方で行われ、琵琶・三弦・洋琴などを伴奏にする。
だんご‐うお【団子魚】
1 カサゴ目ダンゴウオ科の海水魚。体長1〜3センチ。体は球形に近く、腹びれの変形した吸盤で岩などにつく。晩冬から早春にかけて日本沿岸で産卵する。 2 ダンゴウオ科の魚の総称。ダンゴウオ・ホテイウ...
チーマー
《(和)team+er》茶髪にしたりピアスをしたりしてゲームセンターやコンビニにグループ(チーム)でたむろしている不良少年。 [補説]昭和末期から平成初期にかけて目立ち、通行人に因縁をつけて金銭...
ダルムシュタット【Darmstadt】
ドイツ中部、ヘッセン州の都市。ヘッセンダルムシュタット大公国の首都として栄えた。19世紀末から20世紀にかけて、大公エルンスト=ルートウィヒが国内各地から芸術家を集め、マチルダの丘を作ったことで...
だるま‐いち【達磨市】
縁起物の張り子達磨を売る市。多く、東日本で年末から3月にかけて行われる。《季 新年》「大風の森ゆるがせり—/秋桜子」