せち‐がら・い【世知辛い】
[形][文]せちがら・し[ク] 1 世渡りがむずかしい。暮らしにくい。「—・い世の中」 2 金銭に細かくて、けちだ。抜け目がない。「—・い商法」 [派生]せちがらさ[名]
ぜつえん‐せい【絶縁性】
電気を通しにくい性質。電気絶縁性。⇔導電性。
せこ・い
[形] 1 悪い。みにくい。へたである。主として明治期の芸人の間で使われた語。「巧(うま)いね。是じゃ喜代寿(きよじゅ)の三糸でも決して—・かないね」〈小杉天外・初すがた〉 2 けちくさい。ずる...
せんてん‐せきりょくしきかくいじょう【先天赤緑色覚異常】
先天色覚異常のうち、赤と緑を識別しにくいもの。網膜にあるL錐体またはM錐体の遺伝的な変異によって生じる。個人差が大きく、通常の色覚とほとんど変わらない場合もある。先天色覚異常のほとんどがこれにあ...
せきずい‐そんしょう【脊髄損傷】
脊柱に強い力が加わり、脊髄が損傷することによって、損傷部以下の神経が麻痺し、運動・知覚・自律機能に障害が生じる病態。損傷部位が頭部に近いほど障害が重くなる。交通事故、高所からの転落、落下物の下敷...
せいぶん‐ワクチン【成分ワクチン】
感染防御に役立つ抗原を主成分とするワクチン。抗原以外の物質をできる限り除去するため、副作用を起こしにくい。百日咳、インフルエンザ、B型肝炎のワクチンに用いられる。
せき‐と・める【塞き止める/堰き止める】
[動マ下一][文]せきと・む[マ下二] 1 流れなどをさえぎりとめる。「車の流れを—・める」「川の水を—・める」 2 物事が広がらないようにくいとめる。「インフルエンザの流行を—・める」
せきりょく‐しきかくいじょう【赤緑色覚異常】
赤と緑を識別しにくい色覚異常。先天色覚異常のほとんどがこれにあたり、日本人では男性の20人に一人、女性の500人に一人にみられる。また、視神経や網膜などの疾患に伴って後天的に起こることもある。→...
せんいじょう‐たんぱくしつ【線維状蛋白質/繊維状蛋白質】
長い線維状の立体構造をもつたんぱく質の総称。水に溶けにくい。生体を構成するコラーゲン・ケラチン・エラスチン、筋原線維の主成分で筋肉の収縮に関与するF-アクチンやミオシン、血液の凝固に関わるフィブ...
ぜん‐もんどう【禅問答】
禅僧が悟りを開くために行う問答。修行者が疑問を発し、師がこれに答えるもの。転じて、真意がとらえにくい問答・会話。