らせん‐そう【羅氈草】
アオイ科の一年草。暖地の荒地に生え、高さ約1メートル。全体に毛がある。卵形の葉が互生し、秋に葉と対生して穂を出し、黄色い小花を密につける。実は球形で鉤(かぎ)状の毛が密生し、羅氈の手触りに似る。
よわ‐み【弱み】
1 弱いこと。また、その程度。 2 弱いところ、劣っている点。弱点。また、他人に対して後ろめたいと思っているところ。「—をみせる」「相手の—を握る」「人の—につけこむ」⇔強み。
ライラック【lilac】
モクセイ科の落葉低木。幹は枝分かれしてよく茂り、葉は広卵形。4月ごろ、枝先に香りのある紫色の花を円錐状につける。花が白・赤・青色などの品種もあり、観賞用。バルカン地方の原産で、日本には明治中期に...
よろい‐ぐさ【鎧草】
セリ科の多年草。高さ1〜2メートル。茎は太く中空で、上部で枝分かれする。葉は羽状複葉。夏、白色の小花を散形につけ、外見はシシウドに似る。根は漢方で白芷(びゃくし)といい薬用。
よつ‐ばい【四つ這い】
両手・両足を地につけてはうこと。また、その姿勢。よつんばい。「—になって腕を伸す」〈荷風・つゆのあとさき〉
よぶすま‐そう【夜衾草】
キク科の多年草。深山に生え、高さ約2メートル。葉は大きく三角状で、葉柄に翼があって茎を包む。夏から秋、白い花を円錐状につける。若葉は食用。
よみ‐ちら・す【読(み)散らす】
[動サ五(四)] 1 いろいろな本を手当たりしだいに読む。あちらこちらの文章を少しずつ読む。「詩集から学術書まで—・す」 2 (「詠み散らす」とも書く)気分に任せて歌をどんどんよむ。「歌詠みとて...
より‐み【寄(り)身】
相撲で、四つに組んで自分の体を相手につけ、前へ寄り進むこと。
ゆり‐わさび【百合山葵】
アブラナ科の多年草。山地の川辺に生え、高さ約15センチ。全体にワサビに似るが小形。葉は円形で基部が心臓形。4月ごろ、白い4弁花を総状につける。
指(ゆび)を染(そ)・める
《「春秋左伝」宣公四年から》食物を指先につけてなめる。転じて、物事に手をつける。やりはじめる。「俳句に—・める」