きく‐あざみ【菊薊】
キク科の多年草。日当たりのよい山地の草原に生え、高さ約90センチ。葉は広卵形で切れ込みがあり、菊の葉に似る。秋、多数の紅紫色の頭状花を散房状につける。
きくすい‐かみきり【菊吸天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長6〜9ミリ。体は黒く、胸部背面に赤黄色の斑紋が一つある。菊・ヨモギなどの新しい茎にかみ傷を輪状につけて産卵し、しおれさせる。きくすい。《季 秋》
きかずざとう【不聞座頭】
狂言。和泉(いずみ)流では「不見不聞(みずきかず)」。留守を頼まれた耳の不自由な太郎冠者と盲目の菊都(きくいち)が、それぞれの弱点につけこんで、なぶり合う。
かん‐ぬ‐き【閂/貫木】
1 《「かん(貫)のき(木)」の音変化という》門の扉が開かないようにする横木。左右の扉の内側につけた金具に差し通して使う。 2 相撲の手の一。もろ差しになった相手の両腕を上から抱え込んで絞り上げ...
かんむり‐たいかい【冠大会】
スポンサーの会社名・商標名などを頭につけた名称をもつ競技会。
かんむり‐ばんぐみ【冠番組】
テレビやラジオの放送で、出演者やスポンサーの会社名・商標名などを頭につけた名称をもつ番組。
き‐おん【黄苑】
キク科の多年草。深山に生える。高さ60〜90センチ。葉は披針形で縁にぎざぎざがあり、互生。夏、多数の黄色い花を散房状につける。ひごおみなえし。
かわ‐ぢしゃ【川萵苣】
オオバコ科の越年草。湿地に生え、高さ20〜60センチ。葉はチシャに似る。5、6月ごろ、白い小花を総状につける。
ガロッシュ【galosh】
ゴムあるいは防水布製のオーバーシューズのこと。また装飾や保護の目的で靴底のまわりにつける革ひものこともいう。
き‐ござ【着茣蓙】
夏に、旅行者や登山者などが、日光・雨露を防ぐために身につけて用いたござ。《季 夏》「粟の草取るや—に風もなく/温亭」