ご‐しちにち【後七日】
正月8日から14日までの7日間。また、その間に宮中で行われる仏事。後七日の御修法(みずほう)。正月1日から7日まで神事を行う前七日(ぜんしちにち)に対していう。
ごしゅう‐せい【互酬性】
文化人類学の用語で、受けた贈り物などに対して、義務として非等価の贈与を行うこと。日本の「お返し」は、その例。
ご‐ぜ【御前】
《「ごぜん」の音変化》 [名]貴人。または、貴人の座前。「えびすの—の腰掛けの石」〈虎明狂・石神〉
[代]二人称の人代名詞。婦人に対して用いる尊敬語。「や、—、—、と言ひけれども音もせず」〈...
ご‐ちゅう【語中】
1 語頭・語尾に対して、単語の中間の部分。 2 話したり、書いたりした言葉の中。
ごねん‐ルール【五年ルール】
労働契約法で、有期労働契約が通算5年を超えた場合、労働者が使用者に対して期間の定めのない労働(無期雇用)契約への転換を申し込める制度。使用者はこの申し込みを拒否できない。
ご‐ふく【呉服】
1 和服用織物の総称。反物。 2 太物(ふともの)に対して、絹織物の称。 3 古代中国、呉の国から伝わった織り方によって作った綾などの織物。くれはとり。
ご‐ぶん【御分】
[代]二人称の人代名詞。同等またはやや目上の相手に対して武士が用いた。あなた。そなた。ごへん。「—が勘当をも申し許してみん」〈曽我・七〉
ご‐へん【御辺】
[代]二人称の人代名詞。対等またはやや目上の相手に対して武士などが用いた。そなた。貴公。貴殿。「—は故刑部卿忠盛の子でおはせしかども」〈平家・二〉
ごぼう‐の‐けいじ【五榜の掲示】
慶応4年(1868)、五箇条の御誓文発布の翌日に明治政府が民衆に対して出した5枚の高札。五倫の道の勧め、徒党・強訴・逃散やキリシタンの禁止など、旧幕府の民衆政策とかわらない内容であった。
ごめん‐なさい【御免なさい】
[連語] 1 自分のあやまちをわびるときの言葉。「—、もう二度としません」 2 自分の失礼に対して許しを乞(こ)うときの言葉。「お忙しいのにお邪魔して—」