そちと‐ら【其方人等】
[代]二人称の人代名詞。下位の者に対して、単数にも複数にも用いられる。おまえ。おまえたち。「町人の—までこの恩を忘るるな」〈浄・宵庚申〉
そで‐つき【袖付き】
1 「袖付け」に同じ。 2 袖のついている衣服。「そでなし」に対していう。
そでつけ‐ごろも【袖付け衣】
1 端袖(はたそで)のついた長袖の衣。「宮人の—秋萩ににほひ宜(よろ)しき高円(たかまと)の宮」〈万・四三一五〉 2 袖のついた衣。肩衣(かたぎぬ)に対していう。「頸付(うなつき)の童髪(わらは...
そと【外】
1 特定の仕切られた範囲から出た広い部分。⇔うち。 ㋐一定の区域の外方、外部。「部屋の—へ出る」「—から見た日本」 ㋑家・屋敷などの建物の外部の空間。屋外。戸外。「—で遊ぶ」「—は寒い」 2 物...
そと‐こもり【外籠もり】
《国内での引きこもりに対して、海外で引きこもること》特に目的もなく、海外に長期滞在すること。多く、日本でアルバイトなどをして得た金を物価の安い国で少しずつ使って過ごす。金が尽きたら帰国して働いて...
そと‐じろ【外城】
1 本丸に対して、外郭(そとぐるわ)のこと。 2 根城に対して、出城のこと。端城(はじろ)。
そと‐にわ【外庭】
建物の外側にある庭。内庭・中庭に対していう。
そと‐ぶろ【外風呂】
1 建物の外に別に設けてある風呂。 2 個人の家にある風呂に対して、銭湯やもらい湯のこと。⇔内風呂(うちぶろ)。
ソナタ‐ダ‐カメラ【(イタリア)sonata da camera】
《cameraは、部屋・室の意》室内ソナタ。バロック時代の多楽章ソナタのうち、主として舞曲楽章によるものをいうが、非舞曲楽章を含むものもある。「ソナタ‐ダ‐キエザ」に対していう。→ソナタ
ソナタ‐ダ‐キエザ【(イタリア)sonata da chiesa】
《chiesaは、教会の意》教会ソナタ。バロック時代の多楽章ソナタのうち、一般に非舞曲形式による緩‐急‐緩‐急の4楽章構成をとるものをいう。「ソナタ‐ダ‐カメラ」に対していう。→ソナタ