おき‐ごたつ【置き炬燵/置き火燵】
自由に移動できるこたつ。底板のあるやぐらの中に、炭火をいける陶器を置いたもの。切りごたつ・掘りごたつに対していう。《季 冬》「住みつかぬ旅のこころや—/芭蕉」
おき‐のり【沖乗り】
船が、陸の見えない沖で星などを頼りに航行すること。陸地の目標物を頼りに沿岸を航行する地乗り・地回りに対していう。
おく‐て【奥手/晩生/晩稲】
1 (晩稲)比較的遅く成熟する品種の稲。中手(なかて)・早稲(わせ)に対していう。《季 秋》「刈るほどに山風のたつ—かな/蛇笏」 2 (奥手・晩生)一般に、遅く成熟すること。 ㋐花や実のつくのが...
おくり‐じょう【送り状】
1 商品発送の際に、荷送人が荷受人に対して作成する発送貨物の明細書。仕切り状。 2 船積書類の一。外国貿易で、荷送人が荷受人に対して作成する明細書で、商品名・数量・価格・運賃・保険料・引渡条件な...
おさめ‐ふだ【納め札】
1 年末にその年に受けたお札を社寺に納めること。《季 冬》 2 ⇒のうさつ(納札) 3 江戸幕府の金蔵に納めた金、または米蔵に納めた米に対して、金奉行・蔵奉行が発行した受領書。
おさらぎじろう‐しょう【大仏次郎賞】
大仏次郎を記念して昭和48年(1973)に創設された文学賞。年に1回、優れた散文作品に対して贈られる。
おしゃれ‐ぎ【御洒落着】
おしゃれのために着る衣服。家庭着や運動着などに対して、よそ行きの服。
おじ‐さん【小父さん】
1 よその年配の男性を親しんでいう語。「—、そのボールを取ってよ」⇔小母(おば)さん。 2 子供に対して、大人の男性が自分をさしていう語。⇔小母さん。 3 ヒメジ科の海水魚。全長約30センチ。体...
おせわ‐さま【御世話様】
[名・形動]他人が自分のために力を尽くしてくれたことに対して、お礼の気持ちをこめていう語。多く、あいさつの言葉に用いる。「どうも—でした」
おそれ‐い・る【恐れ入る/畏れ入る】
[動ラ五(四)] 1 相手の好意などに対して、ありがたいと思う。恐縮する。「ご厚情のほど—・ります」 2 相手に失礼したり、迷惑をかけたりしたことに対して、申し訳なく思う。「恐れ入りますが」の形...