ねんぶつ‐せん【念仏銭】
絵銭(えぜに)の一。南無阿弥陀仏の六字の名号を鋳出したもの。
ねんぶつ‐だい【念仏鯛】
テンジクダイ科の海水魚。全長12センチ。体は長楕円形で側扁し、桃色で、上あごから背のほうと目を通るものと2本の黒いすじが走る。雄は卵を口に入れて守る習性がある。本州中部以南に分布。
ねんぶつ‐どう【念仏堂】
寺院内に設けた、念仏修行のための堂。
ねんぶつひじりさんごくし【念仏ひじり三国志】
寺内大吉の長編歴史小説。副題「法然をめぐる人々」。法然上人鑽仰会の機関誌「月刊浄土」に昭和49年(1974)から連載。昭和57年(1982)から昭和58年(1983)にかけて、全5巻を刊行。昭和...
ねんぶつ‐もん【念仏門】
念仏によって浄土に往生することを願う法門。浄土教をいう。
ねん‐ぶん【年分】
1 天皇に奏上して年分度者を許されること。 2 「年賦(ねんぷ)」に同じ。「—に其家を立てんといへば」〈浮・永代蔵・三〉
ねんぶん‐どしゃ【年分度者】
平安時代、毎年、一定数を限って出家を許された者。初期には、試験に及第した者を各宗に割り当て、教義を学ばせた。年分学生。年分者。
ねん‐ぷ【年賦】
負債額・納税額などを分割して、毎年一定額ずつ支払っていくこと。また、その方法。年払い。「五か年—の返済」「—償還」
ねん‐ぷ【年譜】
個人の1代の履歴などを年代順にまとめた記録。「作家の—」
ねんぷ‐きん【年賦金】
年賦で払う金銭。