ねじけ‐がま・し【拗けがまし】
[形シク]正常ではない。ひねくれているようである。「世にまぎれたるも、—・しきおぼえもなきほどは」〈更級〉
ねじけ・し【拗けし】
[形ク]ねじれゆがんでいる。「其の国王の心極めて—・くて」〈今昔・四・三一〉
ねじけ‐びと【拗け人/佞け人】
心のひねくれた人。素直でない人。また、悪人。ねじけもの。「—らを誅せんとて」〈読・八犬伝・九〉
ねじけ‐もの【拗け者】
「拗け人(びと)」に同じ。
ねじ・ける【拗ける】
[動カ下一][文]ねぢ・く[カ下二] 1 ねじれゆがむ。曲がりくねる。「—・けた木の幹」 2 性質がひねくれる。「心の—・けた人」
ねじ‐ゲージ【螺子ゲージ】
ねじ山の形と寸法を検査するゲージ。雄ねじ用と雌ねじ用とがある。
ねじ‐こ・む【捩じ込む/捻じ込む】
[動マ五(四)] 1 ねじって中へ入れる。「ボルトを—・む」 2 狭い所などへ無理やり押し入れる。強引に押し込む。「ポケットへ—・む」「6メートルのバーディーパットを—・む」 3 相手の失敗や失...
ねじ‐コンベヤー【螺子コンベヤー】
円筒内のスクリューが回転して品物を運搬する装置。セメントなど粉状の物の移送に適する。スクリューコンベヤー。
ねじしき【ねじ式】
つげ義春の漫画。昭和43年(1968)発表。自身の夢をもとに非現実的な情景を描いた作品。平成10年(1998)、石井輝男監督により映画化。出演、浅野忠信、藤谷美紀ほか。
ねじ‐じょうご【捩じ上戸/拗じ上戸】
酔うと理屈を並べたて人にからむくせ。また、その人。「酔えば即ち—」〈紅葉・二人女房〉