のう‐え【衲衣/納衣】
1 人が捨てたぼろを縫って作った袈裟(けさ)のこと。古くは、これを着ることを十二頭陀(ずだ)行の一つとしたが、中国に至って華美となり、日本では綾・錦・金襴などを用いた七条の袈裟をいう。衲袈裟(の...
のうえ‐ぶし【のうえ節】
江戸末期の流行歌。「野毛(のげ)の山からノーエ」に始まる。横浜の異人館の情景を歌ったもの。野毛山節。さいさい節。→農兵節(のうへいぶし) [補説]ふつう「ノーエ節」と書く。
のう‐えん【能縁】
仏語。客観を認識する主観。⇔所縁。
のう‐えん【脳炎】
脳そのものに起こる炎症。ウイルスの感染による日本脳炎や、ヘルペス・風疹(ふうしん)などのあとにおこる続発性脳炎などがある。
のう‐えん【農園】
野菜・草花・果樹などを栽培する農場。「市民—」
のう‐えん【濃艶】
[名・形動]あでやかで美しいこと。非常につやっぽく美しいこと。また、そのさま。「—な舞姫」「『何が—なの』『君江さんの肉体美のことさ』」〈荷風・つゆのあとさき〉