こん‐とん【餛飩】
《「こんどん」とも》中国から伝わった食品の一。麦粉をこねて、刻んだ肉を包んで煮たもの。平安時代、宮中の節会(せちえ)などに供せられた。また、小麦粉のだんごに餡(あん)を入れて煮たもの。
ごん‐だいなごん【権大納言】
大納言の権官。定員外の大納言。ごんのだいなごん。
さい【妻】
つま。他人に対して自分のつまをいう語。家内。「今—も憚(はばか)りへ行きたいと云うものだから」〈芥川・将軍〉
さこんえ‐の‐だいしょう【左近衛大将】
令外(りょうげ)の官。左近衛府の長官。従三位相当。左近大将(さこんのだいしょう)。左大将(さだいしょう)。
さくま‐ダム【佐久間ダム】
静岡県浜松市と愛知県豊根(とよね)村とにまたがる、天竜川中流のダム。昭和31年(1956)完成。堤高156メートル。
さい【最】
[ト・タル][文][形動タリ]程度がもっともはなはだしいさま。第一番であるさま。多く、「最たる」の形で用いる。「成り金趣味の—たるものだ」 [形動][文][ナリ]に同じ。「僕の一生に大感化...
こうろく‐けい【光禄卿】
《中国の光禄寺の長官に相当するところから》 1 大膳大夫(だいぜんのだいぶ)の唐名。 2 宮内卿(くないきょう)の唐名。
こうさい‐りくり【光彩陸離】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 光が入り乱れて、美しくきらめくさま。「此女の帯は…—たる矢鱈(やたら)に奇麗なものだ」〈漱石・趣味の遺伝〉 2 物事が、他を圧してすばらしいさま。「—たる作品」
さん‐そ【酸楚】
《「酸」「楚」ともに、いたむ意》悲しみいたむこと。また、悲しくつらいこと。「兎角世の中は—勝(がち)なものだ」〈逍遥・内地雑居未来之夢〉
くす‐くす
[副](スル) 1 しのんで笑う声。また、そのようすを表す語。「下を向いて—(と)笑う」 2 こっそりと事をするさま。また、そのような性格であるさま。「根性が—して居るのだもの憎らしかろうでは無...